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2日目

目が覚めるとすでに彼女は起きていた。

私の家族と楽しそうに会話しながら朝食を食べている。


「宿題は早く終わらせなさいよ?」


と母が言う。当然私なら機嫌を悪くする。


「はーい」


明らかにおかしいじゃないか。

何かいいことでもあったのかしらという顔をしている母。でもあまり気にしていないようだった。


まぁ見た目がわかったわけじゃないからね


そんなことを思いながら彼女を見つめた。


今日も遊びに行くらしく、出かける準備をしていた。

しかしそれにしても彼女はとてもいい子だった。

出かける準備をしてから私の宿題に取り掛かったのだ。

机に向かい、宿題をするわたしのせ中を見つめていると、なぜかぼーっとしてしまった。


私は学年でも成績は上位だった。

ただ彼女は私より頭がよさそうだった。

だってそうでしょう?

ずっと勉強なんてしてなかったはずなのに、いとも簡単に問題を解いていってしまっている。


ほんとうにいつからあそこにいたんだろう・・・?


彼女の背中を見つめながらぼやーと考えた。



彼女は30分もすると宿題をやめた。

しかし問題数はかなり解いていた。


宿題をやってくれるのは得なのか損なのか・・・

成績が落ちたら怒られるからなー


と思っていると、彼女はもうすでに玄関に居たので慌てて追いかけた。



その後は昨日と同じようにいろいろなお店を回っていた。

特に変わった様子もない。


このまま7日が過ぎるのは面白くない

まさかやりたいことがこれだけなはずはないよね・・・?


疑問に思いつつ眠りにつく。

そんな感じで2日目が終わった。

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