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魔導帝国の英雄譚 〜そして少年は英雄になる〜  作者: 愚者
2章 学院生活編(中)~黒の剣団と獣の少女~
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58話 忍び寄る魔の手

 

 ……時は、正午を少し過ぎた頃に遡る。体調不良により特別講義を休んだアイリスは、昨日運び込まれた旅館の一室で静養していた。何となく着替えた学院の制服に身を包み、何をするでもなく窓際の椅子へ腰掛け、静まり返った外の景色を遠い目で眺めている。


「……はぁ」


 ふと、無意識のうちに零れる溜め息。呆然として何も考えていないように見えながらも、アイリスの脳裏を絶えず()ぎるのは、忘れたくても忘れられない昨日の出来事だった。


(アクト先輩……)


 昨日、プレゼントとしてアクトに贈られた子獅子の結晶細工の首飾りをじっと見つめながら、アイリスは初めて自身の秘密を話した少年の事を考える。これを持っていると何故か心が落ち着くので、昨日から肩身離さずずっと身に着けていたのだ。


 分類することの出来ない「匂い」を漂わせ、どこか不思議な雰囲気を纏う魔道士らしからぬ上級生。ここ数日の出会いと出来事を通して、アイリスも彼の事についてはある程度理解したつもりだ。故に、アイリスには彼が今、何を思い、何に悩んでいるかがある程度想像出来た。


(先輩、すみません。これは私に与えられた運命。同胞を失い、両親を失い、異国の地で一人無意味に生き残った一族の末裔たる私に相応しい運命なんです。だから、最後のレパルド族の者として、この宿命は私が最期まで背負います)


 きっと、あの人はとても苦しむだろう。ぶっきらぼうで粗雑に見えても、根は心優しい人だから。……だが、仕方ないのだ。生まれ落ちた時より授かったこの生は、人智を超えた途轍もなく流れの中にある。その流れに彼を、彼と親しい人達を巻き込むわけにはいかない。


(一度で良いから思い出を作りたかった為に、誓いを破って先輩達と関わろうとした私が何を言ってるんだろうと自分でも思うけど……だからこそ、これ以上、先輩達を巻き込みたくない……)


 次にアイリスは、己の身体的・精神的状態を分析した。昨日の暴走の際に眼鏡は少し破損してしまっているが、魔獣の力を封じる呪いの魔法的機能は失われていない。それに、暴走したことで力が発散されたからか、‟血”は安定していた。


(今回は先輩に抑えてもらったから無事だったけど、次は……)


 数ヶ月前――謎の「白外套」の集団が学院を襲撃した折、アイリスは命を守るために無理矢理‟血”を暴走させた。その結果生み出されたのが、純白の装いを血で真っ赤に染めた死体の山だ。あの時の肉を抉り骨を砕いた生々しい感触は、理性で制御している今だからこそ、より鮮明に想起する記憶が彼女を苛んでいた。


 ‟獣性”を全力解放し、本能のままに暴れたことで力が発散されたかと思っていたが……駄目だ。自分の中に眠る凶暴な‟獣性”は、年を経て成長するごとに力を増しているのに反比例して、理性で制御するのが難しくなっている。いずれは平常時ですら制御出来なくなる時が来るかもしれない。


 そうなってしまえば……自分は事実、‟本物の獣”と化すのだろう。身を焦がす強烈な衝動のままに全てを破壊する殺戮の権化の誕生だ。いずれは誰かに倒されるのだろうが、罪なき人々がどれだけ犠牲になるかは想像もつかない。自分は大多数の人々にとって、いつ爆発するか分からない特大の爆弾なのだ。


(本当はとっくに分かっている筈だよ、私……何で一族が虐げられてきたのか、何で集落から出てはいけないという掟があったのか……お父さんもお母さんも、大人の人達や長老様も皆、こうなる事が分かっていたから……)


 つまりはそういう事なのだろう。望まずともこうして外の世界に出て来てからこそよく分かる。あの掟が作られた理由を、アイリスが今更ながらに理解した――その時だった。


 こん、こん、


「……?」


 不意に、部屋の引き戸を軽く叩く音。見舞いにやって来たアクト達だろうか。いや、都市の大ホールで行われることになっとかいう特別講義が終了するまでには、まだかなりの時間がある筈だ。かといって、旅館の従業員が出向く用事も特に無い。なら、誰が……


「――ッ!?」


 ぞわり――ほんの一瞬、アイリスの背筋を猛烈に嫌な予感が走った。何か、自分の理解を超えた得体の知れない不気味な存在が、目と鼻の先まで迫って来ているような、そんな感覚だ。そして、アイリス自身の経験上、彼女が一度抱いた直感は、かなりの確率で現実となる。だが、


(だめだめ!! 昨日の事で神経質になり過ぎだよ……こんな調子じゃ、また直ぐに暴走しちゃう……)


 自身の在り方に疑念を感じ、度重なる出来事に対する苦悩の連続で疲弊していた彼女に、己の直感を信じるだけの胆力はもう残っていなかった。


「はい、空いてますよ」


 ……ここで直感を信じて別の選択を取っていれば、未来はまた変わっていただろう。若干の警戒心を残しつつも、アイリスは来訪者を迎え入れるの。がらがら、と引き戸を開けて中に入って来たその人物は、


「やあ、アイリス。お見舞いに来たよ」

「カイル先生!!」


 講師服を纏ったすらりと伸びる長身痩躯、よく手入れの行き届いた金髪に柔和な笑みを湛える若い男――アイリス達のクラス担任、カイル=ミラーノその人であった。たった一日ぶりにも関わらず、自分を案じて来てくれた恩師の存在に、彼女が抱えていた僅かな警戒心はいつの間にか消えていた。


「昨日は来てあげられなくてすまないね。流石にあの雨じゃ、この宿舎まで迎えに行くのは無理だったんだ。気分はどうだい?」

「大丈夫です。一晩休んで随分よくなりました。これも全部、先輩方のお陰です」

「そうか、それはよかった。彼らには後で礼を言っておかなければならないね」


 対面の椅子に腰掛け、安心したように微笑むカイル。彼が笑っているのを見ているだけで、アイリスはとても安心することが出来た。両親を失い、天涯孤独の身となったアイリスへ親身になって色々と相談に乗ってくれるカイルの存在は、彼女にとって一種の精神安定剤的な役割を担っている。


 それだけの物では無い。カイルが居なければ、アイリスは頼る者が居ない孤独な生活に耐えられなかったかもしれない。そう、アイリスにとってカイル=ミラーノとは、事情を知って間もないアクト以上に救いそのものなのだ。


 そしてそれは、アイリスが学院に入学した頃から今に至るまで徐々に膨れ上がった、信頼や恋心のようなモノとは違う危険な依存性を孕んだ歪な関係性でもある。この事に、アイリス自身はまったく自覚がなかった。


 自身の運命に巻き込まないようにするために、自分が学院を去るその時まで本当の事を伝えることは出来ないが……カイル先生だけは、最後まで自分の味方でいて欲しい――だが、そんなアイリスの心からの願いは、これ以上無いほど残酷な形で裏切られることになる。


「さて、アイリス……また、暴走したんだね」

「……え?」


 ふと、いつもの穏やかな口調でそんな事を言うカイル。最初、アイリスは彼がどういう意図でその言葉を口にしたのか、直ぐに理解出来なかった。だが……落ち着いて言葉に含まれた意味を理解した途端、顔色が一瞬のうちに青くなった。


「おや? 随分と意外そうな顔をするんだね。それは、何に対して驚いたものかな?」

「ちょ、ちょっと待ってください!! 何で先生が、それを知って……!?」


 明らかに自分の素性を知っている様子のカイルに、アイリスは思わず目を剥いた。こちら側の事情に巻き込まないよう、出自たるレパルド族や帝国へ亡命した経緯については、細心の注意を払って接していた。ああまで自分の身を案じてくれる彼を騙し通さなければならない事に心痛めてさえいたというのに。


「何でって、そんなもの、君があの大陸最強の戦闘民族レパルドの民だと知って近付いたからに決まってるじゃないか。その力がなければ何の取り柄も無いような魔道士の君を、こうまで気に掛ける訳が無いだろう?」

「――ッ!?」


 ――当時は何一つ持たず居場所を見つけるのに必死で気付かなかったが、思い返せばそうだ。自分がガラード帝国魔法学院に入学して暫く経った頃、この人は自分の前に現れた。成績優秀者ならともかく、見た目も地味で成績も良くはなかった自分を、一講師が肩入れする道理が無い。あの学院は良くも悪くも実力主義なのだから。つまりそれは、


「さ、最初から私のことを騙して、いたんですか……!?」

「心外だね。君だって、僕がこうして本当の事を明かすまで何一つ話してくれなかったじゃないか。せっかく、約二年かけて関係を築いていったというのに、あまり信頼されてないんだと心の隅で思ったよ。まぁ、僕も隠していたわけだし、お互い様だね」


 この場に善意の第三者が居合わせれば、どの口がほざく、とカイルを罵ったことだろう。だがしかし、この場に居るのは当事者の二人だけだ。アイリスはあまりの精神的衝撃に、目は限界まで見開かれ、口をぱくぱくさせて動けなくなった。


「そもそも、以前君が築き上げたルクセリオンの死体を処理したのは、誰だと思っているんだい? 校舎の片隅に積み上げられた、誰に殺されたのか分からない十数人分の死体へ裏工作を施すのは流石に骨が折れたよ。君の俊敏性があれば逃げることも出来ただろうに、よくもあそこまで暴れられたものだね」

「なっ……!?」


 次々と明かされる衝撃の事実を平然と語りながら、変わらず微笑むカイル。ここに至り、アイリスは初めて気付いた。今のカイルは表情こそいつもの穏やかなものだが、その目はまったく笑っていない事に。紫紺の瞳の奥に秘められているのは、底知れぬほどに黒く濁り切った「闇」だ。


 混乱し、頭の整理がまるで追い付かないアイリス。そんな彼女に余裕を与えないように、カイルは言葉という名の刃で責め立てる。


「本当はもう分かっているんだろう? 君が振るう圧倒的な暴力は、人へ向けるにはあまりにも強過ぎる。当然だね、君と人間とでは、存在する規格そのものが違うのだから。君が人間と同じような生活を送るなんて、不可能だよ」

「そ、それは……!」

「上級生の彼らと関わったのも大方、何一つ得られない自らを慰める為なのだろうけど、愚かな事をしたものだね。まぁ、たかが学生風情と侮っていた彼らがあれほどの戦闘力を持っていたのは意外だったかな。お陰で、用意していた駒の殆どを制圧されてしまった」


 さらに、カイルは弱り切ったアイリスの心を完膚なきまでに叩き折る、とんでもない事を口走った。


「えっ……? あの男の人達を私達に襲わせたのは、カイル先生なんですか!?」

「ん? あぁ、そうだよ。僕の専門魔法分野は何だったかは忘れたかい? 僕の精神干渉と暗示の魔法を併用すれば、一般人十数人を意のままに操るなど造作も無い事だよ。しかも、彼らには操られてた時の記憶がまったく無いのだから、今頃、この街の警備官は難儀してるだろうね」

「なっ、なぁぁ……!?」

「本当は、痛めつけられた彼らを助ける為に君が力を暴走させ、結果的に周囲の何もかもを薙ぎ倒すというシナリオだったんだ。そして、君を精神的に追い詰めればよかったんだけど、仕方無いね」


 最早、アイリスは絶句するしかなかった。何から何まで、今日のカイルは異常過ぎる。口調や態度こそまるで変わっていないのに、中身はまるで別人だ。豹変なんて生温いものじゃない、彼自身も知らないもう一つの人格が表出したと言われた方がまだ納得出来る。


 ――このヒトは、一体誰だ?


 いや……それ以上に、気付かずのうちに依存する程に信じていた恩師から、これ以上ない形で裏切られる――それは、過酷な人生を歩み心身共に疲弊している齢十五の少女の心を砕くには、十分過ぎた。


「アイリス、君の生い立ちや置かれている状況は全て把握している。その上で言わせてもらおう。君が居るべきは、こんなぬるま湯の平穏では無い」


 ――この世界は、どれだけ自分に理不尽を強いれば気が済むんだ?


「君を実験体にしようとした連中も、結局は君に同じ仕打ちをしようとするこの国の連中も、君が持つ無限の可能性、価値を何一つ分かってない。あのような低俗な外道共に、君が振り回される必要は無い」


 ――この世界は、どれだけ自分から奪えば気が済むんだ?


「だから、僕達と一緒に来るんだ。そうすれば……」


 ――もう、全部嫌だ。自分がどれだけ願おうとも、この理不尽な世界に救いなど何一つ無いのだ。


「あ、あぁ、あぁあああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁ……!!」


 がたり! アイリスは椅子を倒してカイルから後退り、目尻に大粒の涙を流しながら表情を悲壮に歪ませる。彼女の中で、自身の存在を形成している「何か」が音を立てて崩れ落ちていくような感覚に陥った――その時だった。


「見えましたよ」


 刹那、アイリスの耳元で囁かれた()()()の声。突如噴き出した、先程アイリスが感じた嫌な気配。だが、彼女がその存在に気付いた時には既に遅く、


「【■■■■・■■・■■■】」


 得体の知れない呪文によって発生する邪悪な魔力の流れ。束ねられた魔力は一つの魔法となって世界に事象を捻じ曲げ、アイリスに流れ込んでいく。


「あ……」


 がくり、項垂れたアイリスの瞳から光が消え失せた。そのまま力なく床に倒れんとするところを、現れた第三者――漆黒のローブで身を包んだ色白の男が優しく抱き留めた。


「ふふふ……私がどれだけ処置を施しても、終ぞ掴ませることのなかった貴女の『意識の帳』、しかと掴みましたよ。依存対象を作り、精神的疲弊が極限にまで達したところで裏切らせる――随分と時間がかかってしまいましたが、良しとしましょう」


 両腕に抱いたアイリスの小柄な体を一通りで流し目で見た男は、満足そうに微笑む。アイリスは目を閉じるということもなく、見開いた虚ろな眼差しを天井に向けていた。


「目的は果たしました。後は彼女を、例の場所に連れていくだけです。組織が寄越した応援部隊も直に到着するようですし、我々も作業を急がなければなりませんね。貴方もご苦労様でした。さぁ、【行きますよ】」

「……」


 そして、男は部屋の窓を開けて縁に昇り、一切の躊躇なく三階の高さから旅館裏手の雑木林に消えた。そんな男の後を、カイルはただ命じられたまま、黙って飛び降りるのだった。


 邪悪なるモノが、遂に動き出す……


 ◆◇◆◇◆◇


「アイリスが居ない、だと……!?」


 後輩少女の行方不明。他の生徒達より遅れてエクスと共に旅館に戻ったアクトを迎えたのは、慌ただしそうな様子で駆け寄って来たリネアの報告であった。


「部屋にも、旅館内にも見当たらない……本当か?」

「うん……コロナとマグナ君、他のクラスの皆にも協力して探してもらってるんだけど、まだ見つかってないの。それと、今から一時間くらい前、アイリスの担任を名乗る人が此処に来たみたいなんだけど、その人も連絡がつかないみたいなんだ……」

「アイリスの担任……あぁ、あの先生か」


 それを聞いたアクトの脳裏に過ぎる、夕暮れ時に一度会った若い魔法講師の姿。ほんの少し会話を交わした程度だが、穏やかで人の好さそうな印象覚えている。


「昨日の大雨のせいで旅館から出て行く人も少ないし、もし外に出たなら、ロビーの従業員さんが見てる筈なんだけど、どうやら誰も見てないようなの。部屋の窓が開いてたけど、アイリスの部屋は三階だから飛び降りるのはまず無理だろうし……」

「……分かった。俺もちょっと心当たりのある場所を探してみる。お前らも引き続き捜索を頼んだ!!」

「うんっ、分かったよ!」


 そして、リネアと別れたアクトは、真っ先にアイリスが泊まっていた部屋へと向かう。彼女が何処へ行ったのか、何か手がかりは無いか調べるためだ。


(落ち着け。時間的にはまだそこまで経ってないし、探せば痕跡が見つかる筈だ。だが、失踪・誘拐……もし後者なら、俺の預かり知らない所で、得体の知れない奴らが動いているとでも言うのか……!?)


 アクトの額を、全力疾走による物とは別の嫌な汗が流れる。なんせ昨晩、アイリスは初めて他人に自分の壮絶な生い立ちを明かしたと言っていた。かと思えば、昨日の今日でこの騒ぎである。アイリスの身に何かあったと思わずにはいられなかった。


 それに、このような状況で楽観視をするのは愚策中の愚策だ。大騒ぎし過ぎの笑い話で済む話だ。だが、アイリスが本当に何かに巻き込まれているのなら、気付いた時には手遅れになっている可能性が高い。


(頼むアイリス、無事でいてくれよ……! お前にはこれから伝えなきゃならない事が山ほどあるんだからな……!)


 焦燥に駆り立てるまま疾走するアクトが閑散とした廊下の角に差し掛かった時、右側の通路から男が突然、ふっと姿を現した。他の観光客だろうかと、アクトはその人物を避けようと脇に逸れ――咄嗟に足を止め、驚愕に目を剥いた。何故なら、


「…‥は? な、何でお前が此処に!?」

「此処に居たか、アクト。状況は既に動き出してあまり時間が無い。お前にも協力してもらう」


 一括りにした漆黒の長髪を垂らし、刃物の如き鋭利な眼差しでアクトを見据えるその男の正体は――見紛う筈も無い。


「グレイザーッ!?」


「黒の剣団」副団長・グレイザー=アインシュバルト。かつてアクトが肩を並べて共に戦い、つい最近再開した戦友の姿だったからだ。



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