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拝啓お母ちゃん。 異世界に飛ばされたので此処で真面目に生きたいと思います



その男……松田舜は青空を仰ぎ、呆然としていた。


辺り一面に広がる草原には若草が生い茂り、花々は美しく咲き乱れ、そよ風は優しく体を撫でていった。


しかし、その美しい緑溢れた景色に一つ浮いた存在があった。それは……松田自身だった。

髪は金色でパーマがかかっているし、服は黒と金が基調で、背面には「唯我独尊」という文字と金色の龍がデザインされている。いわゆる「ヤクザ」というやつだ。


「ここ……どこだよ…?」


そう。此処には松田が知っている景色なんて微塵もなかったのだ。ビルはもちろん、家屋、そして舗装された道路すらなかった。


松田はただ呆然とするしかなかった。しかし、それだけでは駄目だと気づいたのか、松田は胡座かいて座り、思考を張り巡らせた。


「なんでこうなったんだ……こんチキショー」

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