決め技に語り合い
十分に話しをした4人はなぜか外に出て戦闘体制に入っている。
「なんでこうなったのかしら…」
「まあせっかくだから楽しもうよ」
雪梛と朝月が間合いをとって構えている。
なんでも今の朝月の強さを見たいというルドからの要望のようだ。
なんか物語めちゃくちゃになっとらへんか?
そんなことは気にせずに戦いは始まるようだ。
今回は最初から真剣に戦うらしく不思議なオーラを纏って並行移動できりかかってきたようだ。
前回から大体の速度感を把握しているため落ち着いて受け流しをしているようだ。
「いいわね。なかなかやるじゃない」
「日々精進ってやつだよ」
受け流しとともに闇魔法を展開して仕切りのように立てると一度距離をとって闇を光と融合させて破壊した。
破壊と同時に魔力弾を指に装填した朝月が構えた。
速度が予測不可能なためミカエルを顕現させて待機している。
その瞬間に見計らったかのように発砲した。
発砲の瞬間に桜吹雪で斬りあげて弾いた。
「これも防げるのね」
「どんどんきなよ。楽しそうだね」
ミカエルを解除して魔力の塊を生成すると身体を捻って思いっきりぶん殴ったようだ。
予想以上の速度に回避が遅れたがかする程度で済んだようだ。
「面白いわねそれ」
「やってみたら?」
朝月も魔力の塊を生成して振りかぶりながら力を一気に圧縮して圧縮により空いた空間に更に力を入れ込んだ。
「この拳にぃ、命をかけろぉぉぉぉ!!!」
『プレスボム』
ドカーーーーーーーーーン!!!!!!
とてもぶん殴りによる音とは思えない音を響かせながら魔力が雪梛に飛んでいった。
全ての回避行動が間に合わないため直撃をもらって吹っ飛んでいった。
「この速度だ。やつももう生きていないだろうな」
完璧なフラグをたてながら抜刀して待機している。
その瞬間に何かが飛んできたようだ。
『撃射』
これは予想外だったのか左足を刺されてしまったようだ。
「フラグが、たっていなかったら、危なかったよ」
「久しぶりに真剣なダメージをもらったわ」
魔力で止血しながら足に力を溜めているようだ。
「何十年ぶりかの決め技いくわよ!!」
魔力の塊を足元に生成して数メートル離れた。
観察眼で把握して立体的視認を使いながら突きの構えをした。
「ボールを相手の急所に向かってシュュュュト!!!」
全力のキックが魔力球体を襲いそのまま光を発生させながら雪梛に向かっていく。
魔力球体に朝月の足が触れた瞬間に瞬時に速度を把握して未来思考を発動しながら突きを発動した。
『地球割り』
「勝ちね」
「⁉︎」
球体を半分ほど割った瞬間に急に性質が変化して地球割りが失敗した。
そのまま身体を消し飛ばされてこの死合は終了となった。
「超エキサイティングね」
満足そうにしながら香澄とルドの方に向かっていった。
「どういう仕組みあれ?」
「あら、わかっているでしょう?」
復活した雪梛が朝月にさっきの仕組みを聞いていた。
「地球割りを使用してくることは大体わかっていたから条件発動魔力を使用しただけよ。魔力ボールの半径分損傷が加わった際に内部を構成している魔力粒子の配置を変更するというものよ。まああれに関しては回避も極めて困難だし跳ね返しも現実的ではないから私の決め技よ。よく特殊部隊と戦う時に使っていたわね」
あんなふざけた技だが案外しっかり作り込まれているらしい。
流石は朝月の決め技と言ったところだろか。
適当に会話をしているとそこに極限向上たちが帰ってきたようだ。
(珍しいメンツだね)
「久しぶりね。どこにいっていたのかしら?」
(もちろんデートよ。女の子らしくショッピングモールで)
全然想像できなくてわろてまうんやがっておいまてどうやってこっちに一瞬できはったんやってあーーーーー!
「全く災難というのかなんというのかね」
「じゃあ私たちはそろそろ帰るね。また会おうね」
「うん。また」
そんな感じでルドと朝月は生成された亜空間に入っていった。
「そろそろネタがつきてきたわね。もう前破壊雪梛と戦ってから締めでいいかしら?」
(そしたらちょっと面白いことをしようよ)
どうやら極限向上が助けてくれるようだ。
「じゃあ企画の説明お願いね」
(分かった。そしたら香澄。こっちきて)
そういうと耳打ちをしているようだ。
「それは確かに気になるわね。いい情報をありがとう」
そう言いながら極限向上の頭の撫でているようだ。
(私の子は渡さないわよ?)
どこからともなく現れてきたようだ。
「大丈夫よ。じゃあ私はこの後仕事があるからちょっと抜けるわね」
そういうと香澄はさっさと行ってしまった。
「なんかやばいことでもするの?」
(まあある意味やばいことではあるけど問題はなかったよ)
少々疑問を残しながらも雪梛は帰って寝るようだ。
ここ最近は強敵との冗談を交えた本気の戦いだったので形式上の身体回復が必要だったのだろう。
「話しはわかっとるで。こんなんでも全世界を管理しとるからな」
「どうするのかしら?ここで表記してからやるのかそれとも読者にもサプライズ的形をとるのかしら?」
「まあいつも企画は表記しとった印象やから今回はシークレットでいこうか」
そういうとてんちょうはモニターの前に座ってキーボードをカタカタし始めた。
「貴方は今回どこまで仕組んでどこまで未来を読んでいたのかしら?」
「それはずいぶんと不可解な話しやなぁ。もちろん私には滅鋭のようなボヤけている未来視なんかもないわけやしちょっとサプライズはしたが後は雪梛と香澄が自主的にやっとったやないか」
「はぐらかすわね。それが表面上に出来上がったものじゃないのかと言っているのよ。要は私とあの子が土台から組み上げたのではなくて貴方が骨組みを立てて私とあの子で装飾したのではないかということよ」
「それはずいぶんと面白い仮説やな」
作業が終わったのかてんちょうはしっかり香澄の方を向いた。
「でもその仮説には決定的欠陥があるで。もちろんわかっとると思うが証明のしようがないということや。仮にここ最近の未来の時間軸や過去の時間軸に時戻しや送りをして作業している場面をみたとしてもそれは一種の並行世界線での出来事に過ぎない。それに描写もされとらへんしな」
「じゃあもし私がここで貴方のデバイス類のハッキングをしていてそのデータを持っているとしたらどうかしら?」
「よくここまで考えたな。お礼として香澄の期待している答えを出してやろか。その可能性はない。なぜなら今回私はデータを消しながら作業したからな」
「流石ね。本当にどこまで読めているのかしら?それともこのやりとりすらも台本が存在しているというのかしら?」
「私な、台本作って物語組んだことがないんよ」
「まあいいわ。久しぶりに話し合いができて楽しかったわ。あとあれありがとうね」
「ああ。またいつでも話し合いに来てええからな。今度はもうちょっと追い詰めてもらいたいもんや」
一枚上手だったようだ。
自宅に帰って部屋に入ると雪梛が寝ているようだ。
あれが明日から発動するので結構楽しみにしながら前のお詫びも兼ねて朝月も一応呼んでみた。
そうすると即座に“朝イチで行くわ。とてもいい情報ありがとうね!”と連絡が返ってきたようだ。
どうも楽しみすぎて寝られなさそうだったため強制力を使用して睡眠状態にした。
明日が楽しみだ。
こんにちは雪梛です。
この世界も案外続きましたが一体どれほど続くんですかね?
まあそんな事情は置いときましょう。
今回スマホの方でこちらを記入させいただいていますのでここで撤退です。
ではまた次回お会いしましょう!




