高度な技と放たれる弾丸
開幕から爆速で飛んでくる弾を分析は斜め上に撃ち上げて風魔法と雷の呪文を巧みに使用して不可思議な軌道を描いた。
コートの端っこに飛んでいった弾をもはやラケットを使わずに魔力弾を反射させて撃ち返した。
(それは反則じゃないのかしら?)
「あら?ルールを聞いていなかったのかしら?誰もラケットで打ち返せなんて言ってないわよ?」
まあそんなこと言ったら二度撃ちとかもアウトになるので何も言い返せない分析のようだ。
特にひねった弾でもないため撃ち返すと同時に自身のコートを囲むように魔力防壁を建てた。
力を込めて撃っても跳ね返されてしまうため香澄は真上に撃ち上げて光を混ぜ込んだ五属性を生成した。
「今度は防げるかしら?」
そう言いながら香澄は上空に融合物質を投げた。
『リセット』
ピカァァァ
全員の視界が白に染って魔力防壁が壊れる音がした。
「…貴方は 何が見えるかな」
『マイゾーン:一閃』
その瞬間に更に光度の高い白がが発生してもはやわけがわからない状態になった。
光が止んでようやく視覚が使えるようになった時にはぶっ倒れている二人と香澄のコートにシャトルが落ちていた。
「流石だね。意地でも香澄に負けないという意思がとても見えたよ」
雪梛と極限向上は二人をどかして準備を開始した。
「これで三位と四位が一応決まったね。まあこんな順位はなんの指標にもならないんだけどね」
(まあどうせならランキング形式にした方が面白いからね)
雪梛は極限向上が構えたのを確認すると真上にぶん投げてラケットに氷の波長を混ぜた。
(サーブから飛ばしてくるね)
妨害のしようはいくらでもあるのだがあえてせずに待機しているようだ。
潜在能力を解放しながらシャトルに炎系統の波長を入れた。
「必殺技っていうのは最初からがいいんじゃないの?マイ モウティッドメンショナル ブレイク ソード」
シュン ピカ ドカーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!! バババババ…
多次元の剣で放たれたシャトルという弾は極限向上の身体に直撃してその瞬間にデスカウンターが発動した。
返しの弾に雪梛はあたりにいってデスカウンターで返した。
両者高速でコートを駆け巡って弾にあたりに行くというもはやバトミントンではない何かが始まってしまった。
こうなってしまったらあとは集中力の勝負だ。
シャトルを撃っているとはとても思えない音を響かせながら等間隔で音が鳴り響いている。
もちろん魔法や呪文も混ぜているのだが感覚的に判断されるため即座に対応されてしまう。
撃ち合いを始めてから5分ほど。
ついにミスが発生した。
雪梛が撃った弾の弾速を読み違えてしまったようだ。
(っ!?)
即座に魔力弾とシールドを張って反射させてから雪梛のコートに返したのだが弾が打ちあがってしまった。
極限向上がミスをした瞬間に重心を低くして構えた。
「長き戦いを終わらすため 一筋の光が一点を通る ラケットから放たれし弾丸が その身を貫き地を揺らす この一閃がはしったあと 貴方は 何を思うかな」
スッ
『マイゾーン:一閃』
落下速度から予想到達地点に狙いを定めて一閃がはしった。
その場にいた全員にも圧がかかるようなスタートをきったようだ。
空気を身体できりさきながら一点に進んでいきいつものようにラケットを抜刀?した。
ラケットの中央を捉えたシャトルはあまりの速さに火花と高音波を発しながら極限向上のコートないに進んでいく。
白き世界の中に赤が混じって美しく進んでいく。
そして納刀するかのような動作をして眼を閉じた。
(見事だったよ。流石に今回は負けを認めざるおえないようだね)
「いい試合をありがとうね。おかげでまた先に進めるよ」
雪梛はニコっと笑いながらいった。
これで急遽始まったバトミントン対戦は終了したようだ
結果↓
一位 雪梛
二位 極限向上
三位 分析
四位 香澄
「こうしてみるとなかなか面白い結果になったわね」
(私も正直恋人が勝つと思ったわ)
どうやらもう隠す気がないらしい。
「まあたまたまだよ。こんな順位はもう一回やったりでもしたら変わるでしょ?」
「それもどうね。まあとりあえず家で今後の展開を考えましょうか」
「そういうわけだからまたね。急遽だったけど付き合ってくれてありがとね」
(全然いいよ。またこういう感じのことするなら呼んでね)
雪梛は香澄と共に家に帰っていった。
あれ、私登場したんとちゃうんか?
(久しぶりだね。さっき強制排除されてたよ。わざわざちょっと書き直してまで)
そんな不遇なことがあるんかいな…
こんにちは雪梛です。
結構新鮮で書いてて面白くなったのでバトミントンの試合はぶっとおしで書きました。
なんかスポーツをしているというよりは殺し合いをしているみたいですね。
まあこういうイベントを挟まないと亜空間編が爆速で終わってしまうのであと何個かイベントがあるかと思います。
まあ主目的はデスカウンターの習得なんですけどね。
ではまた次回お会いしましょう!




