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雪梛の一閃  作者: 雪梛
殲滅編
80/145

完全敗北

中に入るとモニターの前に雪梛がいた。



(珍しいね。この世界に人が来るなんて)



どうやらかっこを変えてくれてるらしい。



「どうもだよ。原初から来た雪梛だよ。そしてこっちも同じくの香澄だよ」


(これはご丁寧にありがとうね。どうする?早速だけどもうやる)



雪梛はストレッチをしているようだ。



「ちょっと待ちなさい。このままだと雪梛と雪梛でわけがわからなくなってしまうわ」


「そしたら私は原初という表記にさせてもらおうかな。じゃあ早速始めようか」



原初は潜在解放をして間合いをとった。



(先手は譲るよ。なんでも来な)



そう言われて雪梛は少々思考を回した。



「いくよ。始まりを この技で彩ろうか ライトミクスアイス」



刀身が変化して超低温の冷気を放っている。



「この光が収まったとき 貴方は 何を思うかな。マイ モウティッドメンショナル ソード」



動き出しの瞬間に光が融合された炎がでてきた。



シュン ドカーーーーーーーーーーン!!!!!



ここであえて無印を持ってくるところが原初らしい。


光が収まるとそこには無傷の雪梛が立っていた。



(威力自体は素晴らしかったね。でもまあ対処方法が簡単すぎたからそこが課題点として残るかな。さあどんどん来な。私は受け一辺倒だからね)



どうやら雪梛から攻めてくる気はないらしい。


原初は香澄に目配せをしてから技を用意し始めた。



「そしたらこれは受けられるかな?一時間先の私もダメージをもらう技だよ」


(それはまた面白そうな技だね。なるほど、五属性の光の超過による融合爆発か。なかなか面白そうだね)



その瞬間に雪梛はミカエルを発動した。


あまりの格の違いに気になったが置いておき原初は準備を終えてさっさと投げた。




『リセット』




ピカ



今回は潜在解放をしていたため分析と同等程度の出力となった。


原初は柄に手を置いて待機している。


不意に身体が動いて何かを斬った。



(流石の反応速度だね。威力は控えめにしておいたから無傷でしょ?)



どうやら同じ技をしてぶっ壊したらしい。


しかも控えめでこれだから世界が崩壊するのも納得の強さだ。



「そろそろ攻めてきなよ。私は元々受けの方が得意だからね」


(簡単に死なないでよね)



雪梛は指を銃の形にして指先に魔力の弾丸を生成して照準を合わせた。


そしてその瞬間に原初の肩が貫かれた。



(よく反応できたね。私のもっとうは全力だからね)


「これでも何度も死戦をくぐってきたけどまだまだだね」



原初は追撃を警戒して立体的視認からスロータイムを使用して次の手を考えた。


体感時間を遅くしても雪梛の動きはとても速く今回はかすりまで持っていけた。



(見切りは不可だから体感時間でも遅くしているのかな。じゃあこれはどうかな)



雪梛は集中力を高めて柄を握り準備をした。


なんの技がどの角度でくるかまでは把握できたが一歩足りない。


原初は賭けで到達予想地点の一点に刀を向けた。


眼を閉じて感覚を研ぎ澄まし時を待つ。






パーン



軽快な音を立てて雪梛の空裂斬は原初の地球割りで破壊された。



(久しぶりだよ。私の技を破壊されたのは)


「きりかかってきな。あと少しなんだ」



原初はミカエルではなく剣舞の準備をした。



(あえてそれを選んでくるところが面白いんだよね)



雪梛はマイゾーンで移動しながらすれ違いざまにきってきた。


速度関係がわかってきたのかそこまで崩されずに流せたようだ。


雪梛はマイゾーンで再び同じことをしてきて乱舞に派生させるようだ。




『無月乱舞』




徐々に原初はパターン化をしていき演舞かのように舞っている。


隙が少なすぎて時間はかかったがようやく見つけたようだ。




『演舞:新月斬』




「この時を、待ってた」



一点に鋭く決めたはずの斬撃は空を斬ったようだ。


そしていつのまにか迫ってきていた刀に対応できずに首を飛ばされた。



(非常に楽しかったよ。良い死合をありがとうね)



観戦していた香澄にもあの動きは瞬間移動にしか見えなかったらしい。



(良い死合のお礼に今の技のカラクリを教えてあげるよ。今の動きは原初はおろか香澄にも把握できなかっただろうね。これが私が私の世界の香澄に対抗するために習得した技だよ。技名は「デスカウンター」安直な名前だけど意外と言葉の通りって感じなんだよね。技の仕組みについていこうか。この技は相手からの攻撃を受けた瞬間に衝撃吸収をしてから足に移行して移行が完了した瞬間にパワードライブを発動。そして抜刀しながら風の呪文を自身に向けてちょうど良い感じに止まるように調整して首を刈る技なんだよね。これをやるには斬撃を衝撃吸収できるようになれば習得できるよ。まあそんなところかな。せっかくだから抜刀なしバージョンを見せてあげるよ)



香澄は重心を低くするとマイゾーンを発動した。


そして雪梛を通り過ぎようとしたところで首を触れられた。



「!?」



香澄はびっくりして着地を失敗してしまった。



(またぜひきてよ。これを習得したらようやく私と互角に戦えるから)



雪梛は亜空間を開いて香澄を元の世界に帰した。



(まあこれを習得したから世界が崩壊したんだけどね)

こんにちは雪梛です。

なんか久しぶりに雪梛が負けでしかも完全敗北は初なのでしょうか。

またしても香澄は戦わなかったのですがまあ良いでしょう。

ではまた次回お会いしましょう!

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