懐かしのイベント
「なんかやることないね」
「このままじゃまずいわね…」
なんか銃撃編やることなくて終了しそうらしい。
「というわけで何かイベントを起こそうか」
「いいわね。トーナメントでもなんでもいいわよ」
「トーナメントか…確かにいいね。最後にやったのは原初だったからそれにしようか」
どうやら私の出番はないらしい。
早速デバイス操作をしてスケジュールを組んでいるようだ。
「そしたらちょっと面倒だから明日開催にして特殊ルールは原初と同じで通しておくね。まあ準決勝で私とカルマ、香澄と綺雪が当たるように調整しておくよ。まあしなかろうと残るだろうけどね。記憶操作もしておくから会場は確かに防衛団本部に闘技場があったからそこにしようか」
久しぶりに作者権限を多用してイベントを開催したようだ。
まあ原初とまるっきり一緒やが一応説明しておくで。
雪梛たちは身体に一箇所バルーンをつけてあってそれを破られたら終了や。
あとは新人強化試合みたいなもんや。
まあ細かいことは気にせず楽しんでくれな!
「じゃあ描写的に面倒だからこのまま明日にしちゃっていいかな?」
「ええいいわよ。じゃあフェードアウトお願いするわ」
なんか前にもそれやらへんかったか?
というわけで翌朝。
単純に防衛団本部に行ってエントリー内容を受付に言うと変なQRコードをくれた。
「これってなんですか?」
「こちらのコードをスマホで読み取ってもらうとエントリーが完了いたします」
流石はデジタルな世界だ。
言われた通り読み取ると自分の戦う時間が出てきたようだ。
「便利だねこれ」
とりあえず観客席にでもいってこの世界の戦いを見てみることにしたようだ。
そこそこにいる人を立体的視認で綺麗に避けながら快速で進んでちょうど日陰の席に座った。
なんか知り合いがいる気がするが気のせいだろう。
そんなことを考えていると試合開始のブザーがなった。
その瞬間に銃撃戦が始まったようだ。
「やっぱりあんまり面白くないわね」
「まあしょうがないよ。しかもこれは新人戦だし」
そんなわけでさっさと席を離れて準備運動をしているようだ。
身体を適当に伸ばしているとそろそろ時間のようだ。
「じゃあ先に行ってくるね」
「ええ、じゃあ後で」
どうやら待機所らしき場所があるらしい。
そこの部屋まで行き扉を開けると完全個室だった。
椅子に座ってテキトーにモニターをみていると戦いが終わって出番がきたようだ。
「じゃあいくか」
そう言ってとりあえず闘技場にでた。
出てみると案外狭くないようだ。
これなら香澄との戦闘にも問題がないな。
そんなことを思っていると正面から対戦相手が出てきた。
「特殊ルールとか言っているけど舐めてんの?」
予想通りの反応をしてきたのでスルーするようだ。
ちなみに格闘でのダウンはいいらしい。
まあこの時点で組みミスみたいなものだがな。
そんなことを考えているとブザーがなった。
「はっ!」
相手は即座に抜銃すると鳩尾あたりにつけているバルーンを狙ってきた。
いいのが思いつかなかったのでとりあえず回避するようだ。
避けられたことに相手は驚いたがそれでも何度の撃ってきた。
今回は格闘OKなので特殊シールドでミラーガンをしてそのまま相手に殴りかかった。
あまりの格の違いに相手は反応できなかったがブースターが作動して回避された。
「戦闘中に思考放棄は死亡だよ?」
「いやもう戦いじゃないでしょこれ…」
そんな相手を気にせずに雪梛は空破弾を撃った。
もちろん見えるわけないので相手は壁まで吹っ飛んでいった。
そこに対してフルブレイクの構えをした瞬間に試合終了のブザーがなった。
「いいタイミングだね。まあもとよりこんな大勢いる場所で殺すつもりはないけどね」
相手は気絶していたのでそのまま放置して会場を後にした。
そのまま待機室に戻ると香澄がいたようだ。
「一応殺さないでね?」
「ええわかっているわ。血とか内臓とかいっぱいで処理が大変だもの」
そう言う問題じゃない気がするがとりあえず殺さないらしい。
放送で呼ばれたのでそろそろ行くようだ。
「これの後が綺雪たちよね?」
「そうだよ。楽しみだね」
香澄は歩いて行った。
「この時代に旧式の銃だぁ?笑わせんなよ」
「あら、そういえばつけていたわね」
どうやら癖で装備していたようだ。
「まあいいわ。次の予定があるから早く終わらせるわよ」
「やれるもんならやってみな」
その瞬間にブザーが鳴って無焦点で地面を踏んで瞬時に間合いに入った。
相手に驚く隙を与える間も無く手のひらを腹部に当ててブレイキングショットを放った。
どうやら威力調整をミスったのか思ったよりも人間が脆かったのかグッシャグシャにしてぶっ殺したようだ。
「あ、失敗したわ」
「いや、そんな軽い行為じゃないでしょ」
いつの間にか雪梛がきていたようだ。
観客がパニック状態で少々面倒なようだ。
「この程度で騒がないで欲しいわね」
「それは思うけどしょうがないよ。この人たちはあの時代を経験していないんだから」
「まあそれはそうね」
平和な時代になってしまったので人々も生き死にに対面する機会が極端に減ったのだ。
まあその方が一般人にとってはいいのかもしれないがな。
こうなると黙らせるにはとりあえず殺さないといけないのでデバイスを取り出して操作を開始した。
「時戻しと記憶操作だけしておくから今度はしっかりやってよ」
「わかったわ。今度は調整をミスらないわ」
そして世界が白に包まれた。
「やれるもんならやってみな」
その瞬間に香澄は動き出した。
前回の反省点を活かして遅めのショートマイゾーンを使用して接近してストレートに殴りかかった。
今回は爆発四散することなく相手が壁まで吹っ飛んでいった。
その瞬間に立体的視認を発動して射線から回避をして相手の攻撃を待つ。
「なんで、追撃しねぇんだよ」
「そんなこともわからないのかしら?殺す可能性があるから極力やりたくないのよ」
まあ真剣に調整をすればそんなことはないのだが面倒なようだ。
相手はヤケクソになったのか二丁持って乱射し始めた。
完全に面白みもなくなったのでそろそろ終わらせようと拳を軽く引いた。
飛んでくるレーザーを回避しながら空破弾を発射した。
今回は肩に当てることにより相手をボッコボコにして試合を終了させた。
「計算した方が早くない?」
「使うエネルギーがもったいないわ」
なぜかきている雪梛と話しながら退場して行った。
こんにちは雪梛です。
ストックができてきてようやく安定していて一安心です。
平日更新するならそれに勝る速度で書けばいいということですね。
ちょっと脳筋な気がしますが。
ではまた次回お会いしましょう!




