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私は、忘れない。
この怒りと、憎しみと、悔しさを。
私の人生を傷つけた、あの人たちを。
手錠は冷たくない。
人の温もりがある。
悪いことをしていなくても、逮捕されるという理不尽さを私は、知った。
この怒りをどうにかしないと、
私は、あの人たちを殺すと思う。
私は、うるさいインターフォンで目が覚めた。
夏のはじめの朝。
無視しても、ドアを叩く不快な音がする。
気持ち悪い。
約10分ほど続いた。
恋人に電話をしたが、出ない。
モニターで確認すると、女性と数人の男性の姿。
ああ、嫌だ。
私は、あるトラブルを抱えていたので、余計に気分が悪かった。
とりあえず、コンタクトレンズを入れて、トイレに入る。
まだ、騒がしい。
もう、我慢できなくなり、ドアを開ける。
そこで待っていたのは、カメラのフラッシュと、家宅捜査状。
そして、逮捕状だった。
続く




