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瞑想世界121

村瀬になった僕は「うるさい!」と叫んだ。

めくるめく暗転し、僕は僕自身の黒い影に闘いを挑んだ。





目の前を過ぎるのを予測してそこにパンチを繰り出す。





見事にヒットするが僕は顔面をこっぴどく殴られ、吹き飛ぶ。






吊橋が見える海岸。





僕は僕の影に闘いを挑み、フットワークを効かせ、見事に攻勢をかけるのだが、ヒットするパンチや蹴りは全部自分を打ちのめすものと化している。





黒い影は嘲笑うように動き回り、攻撃は一切仕掛けて来ない。




僕はその痛みに悲痛なうめき声を上げる。





打撃が悉くヒットし、ダメージを受け、ノックアウト寸前の僕に黒い影がパンチを入れて来た。





ノックアウトされ、僕は気絶した直後、B29から落とされるしょうい弾となった。






全身焼かれながら、僕は落下して行き、日本人の肉体を焼き尽くして行く。





業火に焼かれる東京。




夥しいしょうい弾が東京の街を焼き尽くして行くのを、黒い影になった僕は冷笑を浮かべながら、見詰めている。




紅蓮の炎が叫ぶ。





「村瀬、止めろ!」






村瀬になった僕は冷笑を浮かべ言った。





「うるさい!」

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