第450話 幸せな顔
ふぅ。
あれからずいぶん時が経ちましたわ。
思い返せば、長い長い高校生活でした……。
「璃々亜さん、何を考えているの?」
芽維たん!今日も可愛いっ!
だめ!やっぱり。
なんか、アニメや小説みたいに、こう、間すっ飛ばして、気が付けば卒業式みたいな感じにならないかなぁ?なんて思ったけど、そんなの無理っ!やっぱり、芽維たんや皐月たんたちと、高校生活楽しみたいもんっ。
ぼ、ボッチじゃないし。
オタク漬けじゃないし。
リア充だもん。……あ、まぁ、友達とエンジョイ方向でのリア充ね。そんでもって、漬けないけど、オタク生活も楽しむよ。
「これですわ」
兄に手渡されたネズニーのチケットを見せる。
「これは」
「兄に活用方法を考えることを任されたのですが……どのように活用したらいいのか……」
芽維たんがうーんと、眉根を寄せて視線を上に向ける。
あ、真剣に考えてくれてるんだ。わー、持つべきものは友達ね!ええ、と、も、だ、ち!
「あら、お2人で難しい顔をなさってどうしたのですか?」
そこに皐月たん登場!
事情を説明すると、皐月たんも一緒に考え出した。
持つべきものは、友達ですわ!
と、も、だ、ち!
むふ、むふ、むふふふ。
ボッチじゃないって素敵。きゃはっ。
「白川、なんか幸せそうな顔してるな?どうしたんだ?」
田中君に声をかけられた。
「え?私、今、そんな顔してましたか?」
いや、確かに友達がいる幸せをかみしめていましたよ。
「うん、なんか、その、いい顔してる」
いい顔?
田中君がちょっと歯切れの悪い口調でつぶやき視線を外している。
……え?
私の幸せそうな顔って、もしかして、悪だくみして楽しんでるみたいな悪い顔系の幸せそうな顔?
視線を逸らさなければいけないほど、悪い顔してた?
わ、私、悪い人じゃないよ。悪だくみなんてしてないよ……。
「一人じゃ……難しいことも、その、誰かの手助けがあれば……えっと」
ボッチ卒業して友達できたことに幸福感を感じていただけで。
あ、ボッチ皇帝の嘉久にちょっとばかし優越感を感じていたのも嘘じゃないけど……。
うぐぐ、ごめん嘉久。
「優越感はだめ……」
「優越感?」
あー、口から脳みそ漏れちゃってる!やばいのよ!
う、うう、その、私、誰かに優越感持ってるなんて、そんなの、白川家の人間はやっぱり庶民を見下してるみたいな
、心で見下して幸せな顔してるとか思われたら……ぎゃーっ!
「そうですわね……。優先チケットを使い、並ばずにアトラクションに入ることで優越感を味わうことができるかもしれませんわね」
皐月たんがチケットに視線を落とす。
「それではダメだと、璃々亜様はおっしゃるんですわよね」
え?優先チケット?
ああ、そういえば、このネズニーチケットってそういう特別な奴だった。
「一人じゃむつかしい……誰かの手助けが必要な人……そうか、流石璃々亜さん!」
芽維たんがにこっと嬉しそうに笑う。
田中くんもぽんっと手を打つ。
「なるほどな」
何が、何がなるほどなの?
ちょっと、誰か、誰か説明してっ!
私だけがさっぱり分からないんだけど?
「よく考えていらっしゃいますわ。本当に璃々亜様にはいつも驚かされます」
いや、皐月たん、さっぱりわからないし、私が考えていたのは、友達がいて嬉しいってそれだけなのです。
「さっき幸せそうに笑っていたのも、この案が思い浮かんで、みんなが楽しくしているところを想像でもしてた?」
田中くんが嬉しそうに笑う。
いや、ちょっと、だから、その案って何?
誰か、誰か、教えてプリィィーーーーズ!
ご、ご無沙汰しております。
ご覧いただきありがとうございます。
久しぶりに本文更新です。(´・ω・`)もう、忘れてるよね、内容。うん、私も忘れてること多いから。
須田さんだったか、須賀さんだったか、なんて名前だったかも、すっかり忘れちゃったから。
そうそう、田中くんの下の名前も忘れた。確か出てきたことあったよね?????
剣崎徹はフルネームで覚えているというのに……。田中くんの妹は立夏ちゃん。妹の名前も覚えているというのに……田中くんの下の名前って、なんだっけぇ~~~~健がついてた気がする……気のせいかな。まぁいいや。たぶん、璃々亜的には、もし、結婚して田中璃々亜になったとしても、田中くんと呼び続けるであろうことは間違いない。あ、結婚することなんてあるのかな……(´・ω・`)
璃々亜は嫁にやらん!(父&兄)だしな。
俺が婿入りしてやるよ!(嘉久)とかありそうだしな。
……もちろん、兄と嘉久のバトルが始まり、璃々亜の脳内が忙しくなる。
京様が都キャプテンの婿にぃぃぃ?!ひ、ひ、ひゃぁーーーーーっ!
何年たっても相変わらずなのだろう……( *´艸`)
えーと、今後ですが、サクサク更新は無理なので、時々更新ってスタンスになります。ああっと、サクサク更新することがあれば、再書籍化みたいな奇跡が起きたときだと思ってください。奇跡起きないかな。
えっとこう書くと、書籍化しない作品は書かないのかよとか思われそうですが、大好きだと言ってくださる人のため、そして私自身が璃々亜たちが大好きなので、エタりたくはないので、時間と気力がある時には書き続けていきたいと思っています。
あー、似たようなコメディ↓ファンタジー要素強め。なんか読みたくなったらどうぞ。
https://ncode.syosetu.com/n3978fl/
少しシリアス?↓アルファポリスのみ掲載中
https://www.alphapolis.co.jp/novel/531373064/978237968




