↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【書籍化】オタクガール、悪役令嬢に転生する。【web版】  作者: 富士とまと


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

480/565

第394話 バターナイフ殺人事件らしい

 あ、そういえば、田中くんに頼まれてたんだった。

 他の野球部の部員も、お菓子のおすそ分けが欲しいからお菓子部の人に頼んでくれないかって……。

 えーっと……。

 お菓子部の部費増額に反対してるのって野球部とか言ってたけど……。野球部とお菓子部ってもしかして……仲たがい中だったり?

 部長同士の中が悪いとか……。

 対立とかしてたりして……。

「野球部なんかと話をしてはいけません」

 とか……。

「今後一切野球部とかかわりを持つことを禁止いたします」

 とか……。

 そんなこと、ないよね?

 東先輩がそんなこと言うわけない……はず。

 いや、待てよ、ここは乙女ゲームの世界だよね?

 もし、芽維たんがヒロインで、攻略対象の田中くんルートに乗っていたとしたら……。

 恋仲に発展するまでに様々な障害があるはずで……。部活動での対立により、二人はロミオとジュリエットのように接触を禁じられる。

 ないこともない。

 いや、クラスが同じだから顔を合わせないわけにはいかないけれど……。

 例えば、登下校とか家が近いからと一緒にしていたら……。

「鈴木さん、あなた、野球部の方と仲良く登校していらしたわね?どういうつもりなの?」

「まさか、お菓子部の情報を野球部に漏らしているわけではありませんの?」

「いやだわ、スパイですの?裏切者には死を!」

「「「「裏切者には死を!」」」」

 突き上げる拳に握られたバターナイフ。

「ち、違います、私は……ただ……。璃々亜さん、助けて」

「皆さま!芽維さんは悪くありませんわ!私も、田中くんとはご一緒させていただいたことがございます!」

 ……なんて、展開はないな。

 さすがにスパイだの情報漏洩だの裏切り者だの。

 っていうか、バターナイフ殺人とか怖すぎるから!

 死体に無数に刺さったバターナイフ……。

 ……。

 想像しちゃった。もうっ!バターナイフと体の関係は、刺すためにあるんじゃないんだよっ!

 京様が、都キャプテンの……おっと、これ以上は言えないぜ!右涼あやめ先生の名誉にかけて言えないぜ!ふふ腐。

 まぁとにかく……。

 そこまではないにしても……。

 野球部のお願いとかをお菓子部に持ち込んで大丈夫だろうか?

 今後、私や芽維たんが田中くんにお菓子を渡すのが禁止になったりしないだろうか……。

 そうなると……。

 田中くん、がっかりするだろうなぁ……。

 私も、なんだか、がっかりだ。

 え?なんで?

 ああそうだ。……田中くんがおいしいって言って食べてくれるのが嬉しいから。それが無くなっちゃうのが寂しい。

 田中くんにあげなくなったら、持って帰ってくることになるのかな。

 ……。

 うん、嘉久と兄が食べてくれるんだろうな。

 おいしいよと、本心なんだか単なるお世辞なんだかわからない言葉で兄は褒めてくれるんだろう。

 嘉久は……グルメ番長だけど、美味しいものに詳しいけれど……。食べ残すような真似はしないだろうから、やっぱりどんなものでもぺろりと食べてくれるんだろうなぁ。

 もうないのか?って言うかも。

 私の分も食べちゃうかも……。

 そうだ、たくさん食べられるように、芽維たんが作って食べきれない分も分けてもらってこようかな……。

 って待って!

 それはそれで、ヒロインと攻略対象を近づける感じになって危険か!

 やっぱり、今まで通り田中くんにもらってもらいたい!

 野球部のこと言わない方がいいのかな……。でも、尋ねるだけは尋ねてみるって田中くんに行っちゃったし。

 あーあ。気が重いなぁ。仕方がない。

 ……。

 次の部活動の日に東先輩に話をしてみよう。

 ……。

 ……。

「よし!じゃぁ、俺が株で得たお金をお菓子部に投資する!それなら問題ないだろう?」

 は?

 嘉久、何の話だ?

 まさか、金を出すから、俺の分も菓子を作って持って帰ってこいっていうことか?

「いや、それはダメだ。個人的に部費を出すようなことを一度認めると……大変なことになる」

 大変なこと?

「そう言われれば……確かに……。部費を出した金額でレギュラーが入れ替わったしたら困るな」

 うん。

 困る!

 ふと、芽維たんの家の近くの公園で素振りをしていた田中くんを思い出す。

 部活の練習時間以外にも、自主練習をいっぱいしてるんだろうな。

 それなのに、実力意外でレギュラーを決められたらいやだよね。

「強制的に全員から部費を徴収するようになっても問題があるだろう」

 ああ、なるほどね。

 では来月から部費を一人1万出してくださいとか言われても……困るよなぁ。

 1万なんて大金だよ?

 1万を大金だと思わない人間が多い鳳凰学園だけどさ……。

 1万は大金なんだよっ!

 一般家庭にとっては、毎月1万の出費が増えるのはすごく大変なの!

 下手したらさ……「ごめんよ花子。部活を辞めておくれ……ごめんよ、本当にごめん……」って家も出てくる。

 金持ち学校の生徒会長も大変だなぁ。兄……。

 他の学校では出てこないであろう問題をいろいろと考えないといけないんだから。

ごらんいただきありがとうございます。


1か月以上まるまる書いていなかったので、まだペースがつかめません。

こんな感じのノリだったっけ??

それから、話が思い出せないので、色々と調べながら、あれのことはもう書いたっけ?あの伏線部分はどうしたっけ?とやたらと調べたり思い出したりで時間が……げふんげふん。

腐妄想入れ忘れてたり、あ!入れとかなきゃって思い出して入れてみたり

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。