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【書籍化】オタクガール、悪役令嬢に転生する。【web版】  作者: 富士とまと


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閑話 謎の仲間・・・いつか出会えるその日まで

閲覧注意*小説内小説でBLっぽいの出てきます。

苦手な方は、飛ばしてください。もしくは、一人称が"僕"の女子だと思ってごらんください。

性別の明記はしてありませんので、ご想像にお任せいたします。

 さてと。

 今日はどんなお題が課せられるのでしょうか。

 即興小説のサイトを開く。

「進撃の極刑」と「鍋」……。

 あああ、「進撃の極刑」って単語の意味が分かりませんわ。

 まぁ、でも、書きますけれど。

 ……今日も、もちろん、ジャンルはBLですわ!

 文芸部に所属していても、学校ではとても書けない。……。誰にも秘密の小説……。


======


「進撃の極刑って、何?」

「え?進撃の極刑?」

 僕の問いに、先輩が逆に問い返してきた。

「先輩が、寝言で言ってた。進撃の極刑って」

「寝言?ごめん、覚えてないな。何の夢を見ていたかも、全く覚えてない」

 先輩の言葉に、そっかと簡単に答える。

「じゃぁ、僕、帰るね」

 鞄を持って、部屋のドアを開ける。

「ああ、また学校で」

 一人暮らしをしている先輩のアパートを出て、ゆっくりとした足取りで駅に向かう。

 別に、寝言の意味が知りたかったわけじゃない。

 進撃の極刑……。

 もしかすると、新劇の虚栄と言っていたのかもしれない。

 僕が本当に言いたかったのは……。

 「寝言を言っていた」っていうことだ。

 せっかく、先輩の部屋に行ったのに。

 ……寝ちゃうなんて……。

 もっと、いっぱい先輩と話がしたかったのに。

 できれば、先輩と……なんて、ドキドキしてたのに。

 寝ちゃうんだもん。

 いくら、部活で疲れてるからって、ひどいや。

 ぐすっ。

 先輩のばかっ!

 明日からは、中間テスト週間に入るから部活が1週間ほど休みになる。

 先輩と僕、部活が無ければ顔を合わせることもなくなるのに……。

 と、思っていたら次の日先輩に声をかけられた。

「鍋を食べに来ないか?」

「へ?鍋?」

 思わずあんぐりとしてしまう。

「実家からネギやら白菜やら送られて来たんだけどさ、とても一人じゃ消費しきれそうにないのと、あんまり難しい料理はできないから、鍋」

 ああ、なるほど。

「いいんですか?ごちそうになって?」

 昨日、先輩のバカと言っていたことも忘れて、先輩の家にお邪魔する。

 だって、先輩の誘いを断れるわけないじゃんか。

 大好きな先輩の誘いを……。

 僕の他に、誰が来るんだろうと、放課後先輩と校門で待ち合わせをしていると、先輩が一人でやって来た。

 あれ?僕一人?

 それとも、まだ来てないだけかな?

「じゃぁ、行こうか」

「えっと、他には?」

 鍋といえば、5,6人で囲むイメージなんだけどなぁ。

「ああ、肉なしの野菜鍋だから、誰も興味ないみたいだ」

 え?

 そうなの?

 びっくりした顔をすると、先輩の眉が下がった。

「お前も、肉なしじゃいやか?」

 あ、先輩に誤解させちゃった。肉なしということばにびっくりしたんじゃないのに。

 二人っきりっていうことに驚いただけなのに。

「肉なしでも問題ないですよ!あ、でも、せっかくだから鶏肉を買ってきましょうか?野菜は先輩持ちなので、僕が鶏肉提供します!あの、肉が食べたいんじゃなくて、出汁代わりに。野菜が美味しくなりますよ」

「なんだ、お前料理詳しいのか?」

「いえ、母がそう言いながら、いつも鍋には鶏肉なんで……」

 と、色々と話をしながら先輩のアパートに向かう。

 途中でスーパーに寄って鶏肉を買うのも忘れない。

「じゃぁ、野菜切ってくるから、適当に座ってて」

 昨日も来た先輩の部屋。

 昨日は、初めて来たからすごく緊張してた。

 今日は、昨日よりは緊張してない。というか、色々なことを期待して緊張したりしないんだ……。

 先輩が、小さな簡易キッチンで野菜を洗って切っている。

 そっか。一人暮らしだもん。

 先輩も料理くらいするか……。

 なんだか、いつも見ている先輩と違う面が見られて新鮮だ。

 ふふ。

 先輩は何をしていても素敵だなぁ。

 ふんわりと暖かい空気の部屋で、大好きな先輩の姿を見て、トントンという優しい音を聞いて……。

 ちょっと眠くなってきちゃった。

 遠のく意識。

「材料そろったぞ、あー、寝ちゃったのか?」

 そして、何かが唇に触れた。

「昨日のお返し。続きは……どうしようか」


======


 はー、いまいちですわね。

 30分という時間制限があるにしても、我ながらひどいできですわ。

 そもそも「進撃の極刑」という単語を使いきれませんわ。

 しかも、2次創作ではありませんので、キャラクターが弱いですわ。


いつもごらんいただきありがとうございます。


謎の仲間が書いてます。同人仲間として出会えるといいですね。

文芸部ですって。

ふふふ。

実際に即興小説アプリでお題をいただきました。お題を見て、話を考えて書いて書き終わるまで30分です……。っていうか、話は考えず見切り発車ですけどね。

本当は、京と東先輩の話として書きたかったのですが、あんなキャラじゃないよ、京とか……って思って名前は出しませんでした。

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