幼女、ぬこさん
季節は夏、私とお姉ちゃんは早速宿屋『サンライズ』からギルドに来て、先ずはケイティさんにアーモンドが何処にあるか聞いて見る事にした。
「あら、プリフィちゃん、アリエッタちゃん、もう戻って来たの?何かいけない事でもあった?」
「ケイティさん、アーモンドって知っていますか?」
「アーモンド?それは一体どう言う物なの?美味しい?」
ギルドに帰ってくるなり、早速ケイティさんにアーモンドの情報を聞いてみたのだけれど、どうやらケイティさんはアーモンドの情報を知らない様だった。
「アーモンドは美味しいですわ、木の実のなのですが、にゃんこにゃんたまぐらいの大きさに育つ実で、とても硬い身で覆われていますわ」
ケイティさんにアーモンドの情報をどうやって伝えて良いかわからないから、こんな感じになってしまう。
ちなみに、この異世界でもペットを飼っている人は多くて、特に人気なのが犬と猫、ペット業界でもいつも1位2位を争う人気ぶりなのだ。
ちなみに言えば私は前世では猫を飼ってみたかったのだけれど、しかしペット禁止のアパートに住んでいた事もあって、前世では断念したのだ。
「アーモンド、私は聞いた事が無いけれど、情報屋ゲンなら何か知っているかもしれないわ?」
「情報屋のゲンさんですか?情報屋のゲン」
「ええ、お金は掛かるけれど、色々と知っている事が多い人で、このギルドの専属の情報屋よ、ちなみギルドに1000G、情報屋のゲンには有益な情報が得られたら6000G払わなくてはいけないわ、それが情報屋の生業だから」
「ギルドに1000G、情報屋のゲンさんに6000Gですか、高いですね」
ケイティさんの話しだと、情報屋のゲンさんは色々と知っている様だった。
「では、情報屋のゲンさんに繋いで下さらない?お金は高いですけれど、今のままでは前に進めませんので」
「わかったわアリエッタちゃん、情報屋のゲンの居どころはギルドの裏よ」
ギルドの裏に情報屋のゲンさんが居るらしい、すごく近くて便利だと思った。
そしてケイティさんの案内で、ギルドの裏に連れてきてもらう。
「おう、ケイティか、今日はどうした?冒険者一緒だよな?そのちっこい2人はなんだ?」
「ゲン、このちっこい2人が冒険者よ、これからは多分頻繁に会う事になるでしょうね」
「初めましてゲンさん、私はプリフィ、8才です」
「初めましてゲンさん、私はアリエッタ、5才です」
「おう、初めまして、俺は情報屋をやっているゲンってもんだ、よろしくな」
ゲンさんは気さくそうな感じの人だった。
「で、今日は何の様だ?俺の情報は高いぜ」
「高くてもよろしくてよ、それでは、アーモンドって何処にあるか知っていますでしょうか?」
「あーアーモンド、東の森にある実のなる木の事だなぁ、東の森の沿岸に自生しているよ、
じゃあ情報料6000Gな」
「わかりましたわ、はい情報料6000G、助かりましたわ」
少し高かったけれど、アーモンドの情報を得て良かったと思う。




