わんで隠された計画
「他に何か言ってた?」
「移民に汚染された場所を綺麗にする慈善事業だとか言ってたわ。今の国は間違っているとか。それに、計画のために攫おうとした星姫の御子がいないって騒いでいたわ」
計画?何か分かんないけど、私ここいるのまずいのかな。
「星姫の御子はこのためにいるんだとか訳のわからない事も言っていたわ」
「……回復魔法と星姫の逸話。もしかしたら、星音は逸話に出てくる星の姫に最も近いんだと思う。星の姫は自国民を愛して加護を与えた。他国民には争いを無くす代わりに平和な心を与えた。そして、その力で世界の至る所を浄化して回った」
「それには続きがありますわ。星姫の家系にその後回復魔法の使い手は生まれなかった。まるで呪いにでもかかっているかのように。どの家もルーツとなる魔法と外見を持った子は生まれてこない。それでも、恩恵だけはあり移民は皆ここを訪れたと」
それじゃあずっと昔から移民はここにいるって事だよね。でも、それって判別できるのかな。ずっとここにいてここの人と結婚してとかってしていたらこの国の人と大差ないと思うんだけど。
『いけません。悲しみを増やす事などしていては、みんなが手を離してしまえばまた瘴気が世界を覆ってしまいます』
誰?なんのこと?
どこからか聞こえたとても優しい声。
「研究室に行けば何か分かるかな?行ってみよう」
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なんだかごちゃごちゃしている。
「おや、どうなされたのですか?」
「さっきあっちでいっぱいの人いたけどなに?」
「それはですね、星の姫を再びこの世界へ呼ぶ重要な儀式ですよ。移民をこの国から追い出し、王国を浄化する。そうすれば、我が国に何千年も続く呪いが断ち切られる」
そういえば授業でこの国が危機的状況って言っていた気がする。
詳しい事は知らないけど。
「そのための儀式として星姫様が必要だったのです。そちらからきていただき感謝いたします」
『星音、歌ってください。わたくしは貴方の歌声とその魔法を授けました』
また。もしかしてこの声の人が星の姫なのかな。
良く分かんない。分かんないけど、歌を歌えば良いんだよね。
「らーらーらーー」
言う通り歌っているけどこれなんの意味があるんだろう。
「浄化の魔法⁉︎なぜ、貴方がそれを、それは星の姫以外使えないはずです。星の姫のみが使う事のできる伝説の魔法なのですから」
浄化の魔法?なんの事だろう。そんな魔法使った覚えないんだけど。
「星音がどれだけ魔法を練習しても使えなかったのってこれがあったからかな」
良く分からないけど、そろそろ歌うの疲れた。一旦お休み。




