表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
22/50

テスト結果


 体力テストは結果が悪くても補修とかそういうのはないから良いけど。


「星音、どうだった?」

「……」


 無言で結果見せた。蝶華にはちゃんと見せた方が良い気がしたから。というか同じ部活のみんなには。


 前みたいな事もないとは限らないからね。その時のためにも


 でもみんなにタダで見せる星音じゃないよ。


「みんなも見て良いよ」


 今は寮の共同スペースでみんな一緒にいるの。


 誰かのを見るなら自分のも見せないとね。


「……」

「よしっ」

「また負けた」

「今回も月華一位かー」

「みんなー、テストの結果来たよー」


 どういう仕組みか知らないけど、テストの結果は寮に送られてくるの。テスト期間終わったその日に。


「机の上に置くから取って」


 月零くんがテストの結果の紙を机に並べていく。


「えっ……は?……見間違い?」

「なんで⁉︎」

「テストの内容知ってたの?」

「変な疑惑立てないでくれる。問題の長さと枠の大きさで適当にやっただけだよ」


 テスト結果なんだけど、蝶華が学年一位。全教科満点。


「また補習……補習回避できてる⁉︎」

「ほんとだ。そういえば総合点だったね」

「ぎりぎりだけど良かったな」

「うん」


 忘れていたけど最初のテストだけは体力テスト以外の全ての筆記実技の合計点数で補習が決まるの。だから回避成功した。


「美術の実技写真ですかってコメント書いてあるよ」

「お前もな」

「写真じゃないよ」


 似顔絵描くのペアでやったんだけど、私は蝶華とだったの。同じ部屋で一緒にいるから描きやすかった。


「家庭科実技も評価高いな」

「みんなのおかげだよ」

「月華って意外と料理上手いんだよね」

「分かる。昔から遊びに来てくれると毎回何か作ってって頼んでたんだよね」

「そうだったな。星音歌のテストのコメント。感動しましただって」

「そんなに良かったのかな?」


 自分ではそんなふうに思っていないんだけど。


「すごく良かったよ。また聞かせて欲しいくらい」

「……ここでなら歌っても良いかも。その代わり今回は補習回避できてるけど次はわかんないから勉強教えて」

「うん。それは良いけど明日からはテストのあれの調査しないと」

「勉強しながら調査もできるよ」

「良く寝てるでしょ。宿題以外なら休みの日に教えるよ」


 テストが終わって補習は免れたけど、それで安心してはいられない。次のテストに向けて少しずつ勉強しないとだし、部活の方もしないと。


 とりあえず、補習回避できたってつぶやいておこっと。


『補習回避ーイェーイ⭐︎』

『星姫さんテンション高い⭐︎』

『星姫さんだけ補習のかもしれなかったから回避できて嬉しいんだよ⭐︎』

『中等部初めのテストは実技だけでも補習免れるけど、星姫さん初等部で実技もそこまでできてなかったから⭐︎』

『本当に良かった⭐︎これでクラス全員補習回避だよ⭐︎』

『今度みんなでお祝いしない?全員補習回避祝い⭐︎』


 補習回避祝い。気になるけど 


『するする。星音は人見知りで何も話せないかもだけど連れてくから⭐︎』

『明後日歩いて行ける距離で良い場所知ってるからそこでお祝いしないか?⭐︎』

『地図送って⭐︎』

『オッケー⭐︎』

『いくら持ってけば良い?あまりお金ないけど⭐︎』

『店じゃないから好きなもの持ってきて⭐︎食べれるもので⭐︎』

『お菓子オッケー?⭐︎』

『オッケー⭐︎キッチンあるからその場で調理も可能⭐︎』


 なんか星マーク流行ってる。


 こういうの初めてだから楽しみ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ