和製ファンタジーにおける”魔法”の設定について
和製ファンタジー(日本人の作り出す洋風ファンタジー世界)において必ずといっていいほど登場する“魔法使い”。しかし、彼ら/彼女らはいったいどのような手段をもちいて超自然的なパワーを炸裂させるのでしょう?
このテキストは、あやふやなまま描写される“魔法”や“魔法使い”をもう一度考えなおし、書き手の設定づくり(および理論武装)に貢献してみることが目的です。筆者の独断と偏見が過分に含まれますので、「ここは違うのではないか」というご意見のある方はお気軽にご連絡ください。
このテキストは、あやふやなまま描写される“魔法”や“魔法使い”をもう一度考えなおし、書き手の設定づくり(および理論武装)に貢献してみることが目的です。筆者の独断と偏見が過分に含まれますので、「ここは違うのではないか」というご意見のある方はお気軽にご連絡ください。
序論
1.魔術、魔法そして魔道の表記
2014/02/12 10:56
(改)
2.魔術の職能性と、「魔術ギルド」の可能性、そして魔術師
2014/02/12 11:05
(改)
3.魔法の体系性と、「魔法学校」の有意義性、そして道徳面に残された課題
2014/02/12 12:07
(改)
4.魔道の道義性と「師弟関係」の可能性、そして道徳面の補完
2014/02/12 14:00
(改)
5.「魔術」、「魔法」そして「魔道」の「魔法学校」における理想的なあり方
2014/02/12 15:00
(改)
6.「魔導」の教育性と立ちはだかる問題
2014/02/14 00:26
(改)
第一講:魔法概論
1.1.「○○(国名)は魔法大国です」という記述の、設定上の危険性
2014/02/14 11:33
(改)
1.2.1.「魔法」の創始者を決定する。
2014/02/14 13:25
(改)
1.2.2.テレポーテーションの理論
2014/02/14 13:46
(改)
1.2.3.「見えざる神」の理論体系
2014/02/14 14:11
(改)
1.2.4.「意識の拡張」
2014/02/14 14:38
(改)
1.3.魔力保有者の多寡
2014/02/14 19:01
(改)
1.4.1.各人が保有する魔力の多寡
2014/02/14 19:17
(改)
1.4.2.マイナーな作品はメジャーになれないことの科学的証明
2014/02/14 21:53
(改)
1.4.3.魔法学校のカリキュラムはどのように設定されるべきか?
2014/02/18 08:55
(改)
第二講:呪文(口唱)
2.1.1.魔法専用の口唱呪文を設定すべき、三つの理由
2014/02/18 18:31
(改)
2.1.2.口唱呪文の言語は、複雑でなくてはならない
2014/02/22 13:11
(改)
第三講:呪文(文様)原論、および封印
3.1.1.魔法言語を「口唱」と「文様(記述)」に分割する理由
2014/02/22 15:34
(改)
3.1.2.認識の問題をどのようにして扱ってゆくべきか。「普遍魔術」と「専門魔術」
2014/02/22 16:25
(改)
3.2.1.「魔術質」について。おもに材質と色
2014/02/23 23:35
(改)
3.2.2.「魔術媒」について。および質媒から派生する各種の魔術
2014/02/24 01:00
(改)
3.2.3.「質媒検索」の可能性
2014/02/24 02:00
(改)
3.3.1. 「封印」における「質媒検索」の威力
2014/02/27 14:44
(改)
3.3.2.「封印」と「結界」は原理が同じであること
2014/02/28 17:08
(改)
3.3.3.封印を無力化する手法:「二重封印」について
2014/03/01 16:00
(改)
3.4.口唱呪文において、質と媒は定義されるべきなのか
2014/03/01 20:32
(改)
第四講:魔法陣
4.1.「魔法陣」の二形態
2014/03/01 22:30
(改)
4.2.「幾何法陣」の特徴と弱点
2014/03/01 23:03
(改)
4.3.「配列法陣」の特徴と弱点
2014/03/02 00:12
(改)
4.4.魔法学校における数学の必要性
2014/03/02 10:00
(改)
第五講:魔術としての”刺青”
5.1.「刺青」の基本
2014/03/02 21:07
(改)
5.2.1.「刺青」のモデル的考察
2014/03/02 22:49
(改)
5.2.2.刺青と魔力の関係から鑑みる、大前提の修正案
2014/04/22 21:05
5.3.刺青術の利点と欠点
2014/03/04 21:50
(改)
第六講:魔術的呪具のあれこれ
6.1.壺
2014/03/07 23:07
(改)
6.2.1.“狭義の”杖について
2014/03/08 16:42
6.2.2.杖(狭義)の質と媒、そして利点
2014/03/08 17:43
6.3.仮面
2014/03/08 17:24
6.4.織布
2014/03/08 20:31
6.5.呪符(お札)
2014/03/09 18:43
6.6.魔罠(もしくは瘴気)
2014/03/09 22:57
第七講:錬成
7.1.錬成と科学
2014/03/13 13:12
(改)
7.2.等価錬成
2014/03/13 13:42
7.3.付価錬成
2014/03/13 14:17
(改)
7.4.一方向錬成
2014/03/14 12:35
7.5.一方向錬成の、封印への応用
2014/03/15 17:08
(改)
第八講:本草学
8.1.本草学は何を目的とすべきか?
2014/03/17 20:57
8.2本草学で学ばれる大雑把な内容
2014/03/17 21:21
第九講:印
9.1.印の定義と特徴
2014/03/17 21:33
(改)
9.2.具体的な“印”のあり方
2014/03/26 22:38
(改)
第一講から第九講までのまとめ
各講のまとめと課題
2014/04/05 18:52
(改)
第十講:知覚問題
10.1.知覚問題①「発話」と「記述」との差異についての検討
2016/10/28 23:38
10.2.知覚問題②魔術仕掛けの神
2016/10/28 23:40
(改)
10.3.仮説①魔術生命体説
2016/10/29 00:12
(改)
10.4.仮説②多元宇宙説
2016/10/29 01:04
(改)
10.5.仮説③現象学的魔術説
2016/10/29 01:05
(改)