真赤なスーパームーン
良く来て来れましてね 香月 あかね さん
校舎の屋上から、闇の声が聞こえるとの情報が入っているわ
私と一緒に、来て下さらない。
校舎の屋上に行きましょう
屋上には、5つの棺桶が置かれてあった
スーパームーンが真赤な血のようだ
「やはり、若い血は美味しわ」
「吸血鬼ドラキュラは、貴女だったのねダイアナローザ」
「ほっほっほ そうよ」
「許さない!」
あかね は、ダイアナローザに向けて火垂る玉を連射する。
「ダッダァダァ・・・」
「そのような物は、きかぬわ 」
我の血を与えし者バンパイヤとして蘇れ。
5つの棺桶が、開き中から翔太君?
ななこ、さすが、たける、かなた、
「皆んな、どうして・・・」
翔太が、あかね 屋上から一緒に飛び降りようと押し込む
翔太が、あかね 耳もとでつぶやく。
「僕はアミュレットリングを身につけているから
完全には、バンパイヤにはなりきっていない
妖術、赤い糸で屋上から落下する場所にネットを張ってくれ」
「わかったわ」
翔太と あかね 屋上から飛び降りた。
赤い糸が変化した、太いロープのネット上に落ちた 翔太と あかね が木陰に身を隠す。
「あかね、ダイアナローザに見つかる前に妖秘技 落下星の準備をしてくれ!」
あかね は、瞑想に、はいって呪文を唱える。
「天の星々よ、われと共に邪悪な者に天罰!
小隕石よ邪悪な者を打ち砕け 落下星」
「ゴォーグォーグシャ」
ダイアナローザは、隕石の下敷きになったが
隕石に亀裂が入り 粉々に粉砕した。
「そんな、倒せない・・」
「見つけたぞ、男女恋愛は校則違反なので厳罰を下すわ!」
ダイアナローザは、目からレーザービームを あかね に向けて発射したが
翔太は、あかね の前に立ちふさがり胸にレーザービームが撃ち込まれる。
『誘惑に惑わされないでぇ〜♪君を案ずる人のために目覚めよう〜♪』
「ウォウゥ・・このボイス頭が割れうだ」
フロリィマーチェリーがダイアナローザを撹乱させている隙に、あかね は翔太に駆け寄った。
「お願い死なないで」涙が止めどなく流れ
赤い宝石になった。
翔太が、アミュレットリングを、あかねに渡した。
「宝石をはめ込み指輪をはめて勇者となれ!
そして、レインボーフェニックスを復活させてくれ!」
「わかったわ」
「出でよレインボーフェニックス 吸血鬼ドラキュラを倒せ!」
虹色に輝く不死鳥 レインボーフェニックスが現れた!
虹の光によって、翔太の生気が戻り生き返った!
ななこ、さすが、たける、かなで もバンパイヤから人間に戻った。
「おのれ、レインボーフェニックスめ成敗してくれるわ!」
ダイアナローザは、目からレーザービームを放つ
レインボーフェニックスは、口からレインボービームを放つ
「ギィギギィ・・バギィババィ・・」
ビーム同士が衝突し、その衝撃で地面に亀裂がはいる。
レインボービームのエネルギーが勝り
ダイアナローザを、焼け焦げにする。
「グォォ・・」
レインボーフェニックスが、ダイアナローザを鋭い爪で捕まえ
そのまま、上空に飛び立ち大気圏を抜け太陽めがけ突入した。
「グゥォォ・・アツイ・・焼けただれる・・
やめろ! グォ やめてくれ・・・」
ダイアナローザ、吸血鬼ドラキュラは、レインボーフェニックスと共に
太陽の中に突入して一緒に焼滅した。
恋魔、吸血鬼ドラキュラは焼滅して
人類は、滅亡の危機から逃れる事ができた。
あかね の指には、七色のアミュレットリングが輝いていた。