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繰り返しのゲーム  作者: 赤ずきん
繰り返された未来
20/74

人魚との遭遇

その頃…アゲハとライトは迷いながらも歩みをやめなかった。


「あー、なんか、ここさっきもとおらなかったかー?」


「うーん、そんな気もする、でも今は二人を見つけないと…。」


「ふー、ほんとどこいでたんだろうなー。」


「多分だけれど…森の出口を目指してると思う、その方法が一番良いと思うし、ライムさん達の事だからきっとそうしてると思うの。」


「んー、まー、それはそうかもだけどよー。」


アゲハは立ち止まり、辺りを一回見渡し、再び考え込む。


「出口ってどこだ?」


「それを今見つけようとしてるのよ!」


「んー、でもさ、さっきと比べてあんまりモンスターも出なくなったな。」


「そうね、でも、油断をしたら駄目よ…。」


そのときだ。


ライトは風に乗って微だが、人の声を聞く。


「…♪…♪~。」


「…ん?何か聞こえた?」


「あー?聞こえたか~?」


ライトは右耳に手を当てて、耳を澄ます。


やはり、微かだが歌声のような…女の人の声が聞こえてきた。


「やっぱり聞こえる!アゲハ!こっちよ!」


ライトはアゲハの腕を掴み、引きずるように走り出す。


足に絡み付こうとする草を避け、手で草を掻き分けながら声の大きくなる方へと足を早めた。


「♪♪~♪~♪~。」


「近い!」


ライトが大きな葉っぱを手で避けたその先には、深緑色に染まる大きな沼があった。


辺りは開けていて、その沼の中央に岩の頭が顔を出していた。


そこに座っているのは、声の主のようだ。


まだ二人に気づいていないのか、歌を歌っている。


「あの方に利いてみましょう!」


ライトは縁までいき、声を張り上げる。


「すみません、聞きたいことがあるのですが。」


その声に気づき、それは湯疲れ ゆっくりと振り返る。


次の瞬間強い風が吹き、ライトとアゲハは異変に気づいた。


「アハハハハ♪ハハ♪」


人魚は水面に浮いて、目を見開き攻撃するチャンスを狙っていた。


だが前までの人魚とは違い、肌は沼と同じ色に荒れ、髪の毛も同じような色になっていた。


人魚は大きく振りかぶると、爪を伸ばし、長く鋭く尖った爪で一気に襲いかかってきた!!


「危ない、避けて!」


ライトとアゲハが攻撃をかわすと、人魚は木の前で止まり、すぐに振り返る。


二人はすでにそれぞれの武器を構え、先頭体制に入っていた。


「フフ♪」


不気味な笑い声を発し、またもや襲いかかる人魚はライトに狙いを定めたようだ。


「ねーちゃん!」


「!!」


ライトは一気に攻められ、襲いかかる手を槍で塞いでいた。


アゲハは急いで助けに入ろうとする。


だが、後ろの草むらが揺れ始める。


どうやら他のモンスターがきたようだ。


「ま、マジかよ!!」


ライトは草むらに無期を変え、モンスターが出てくるのを待った。


次の瞬間黒い影が二つアゲハの前に現れる。


「うぉりゃあーーーー!!!」


アゲハは黒い影を見たとたん剣を大きく振りかざした。

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