事情徴収
ロイドはマリールウ、を見て涙を流していた。
2人を見て、私は彼等の叔父さんに相当の憎悪を感じた。
こんな幼い2人を異国に売ろうとするなんて、、、タダでは置かない。
今日はお兄さまとお父様が帰ってきてから、相談しないとね。
私は皆におやつを出すようローズに頼んだ。
皆おやつを食べ終わると、それぞれ、自分たちの話をした。
ロイドとマリールウを覗いて、皆は各家庭から誘拐されたようだ。
買い物途中、学校の帰り道、明日親御さん達に連絡して、引き取りに来てもらうつもりだ。
伯爵の娘が一人、子爵の娘が2人、商家の娘が3人、いずれも皆可愛く、器量よしだった。
父も兄もその日の夜遅くに屋敷に戻ってきた。
2人とも、仕事で疲れていると思い、詳しい話は明日の朝にすることにした。
明日も2人は今回の後始末で忙しいだろう。 王宮にも明日連絡をするそうだ。
私は私で独自にロイドとマリールウの子爵邸を調べるつもりだ。
上手く言い逃れが出来ないよう、外堀をかためてから、それから彼らをあぶりだしてくれる。
明日はロメオもマリオもお休みしてよいとのことで、今日はこの屋敷に泊まってもらった。
2人とも美人の婚約者がいるので、少しは気を遣わないと、仕事ばかりしていて逃げられたら可哀そうだよね。 私はド派手な大きな宝石を港で売って、お小遣いがあるので、彼等に少しだけ、報奨金をだしてあげた。 今日は活躍してくれた。 そのうち兄からもお金が出ると思うが、明日は彼女たちに何か美味しいものでもおごってあげてほしい。
2人は恐縮しながらも、ちゃっかりお金を受取ってくれた。
明日は午前中ローズと少し洋服を買い、午後は彼女らの両親と面会して、彼女らを家に戻さないといけない。 それと同時に執事に言って、ロイドの商会のある伯爵家を調べてほしいと依頼した。




