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俺は最強の力を手に入れた  作者: 鬼頭 雅紀
俺は最強の力を手に入れた 第六章「炎氷・決戦編」
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俺は最強の力を手に入れた 第45話「アイス:アンド:ファイア」

 津川は鉄沢と崎見の家に向かった。3人の家は案外近かった

「波ちゃーん」

「どうしたの?」

 津川が崎見を呼ぶとすぐにやってくる

「京を見なかった?」

「京君?確かに今日は見てないなぁ」

 津川は鉄沢を探していたが崎見も居場所を知らないらしい。津川はふと横を見る。すると道路の先の交差点である子供と話す鉄沢がいた

「あ!いた」

「あ!京君!」

 崎見が鉄沢を呼ぶと鉄沢は津川と崎見のほうを見て手で『少し待って』と伝える。そして子供との会話を終わらせ津川たちのもとに来る

「どうした?」

「ねえこれから海にいかない?」

 この時期は少し蒸し暑くなる6月下旬。そろそろ海で遊ぶことができる時期である

「お姉ちゃんが海に連れて行ってくれるから一緒に行こ」

「いいよ」

「いいね!行こ」

 そして鉄沢と崎見は準備のために一旦家に入る。津川も家に一度戻り津川 美凍に伝えに行く。鉄沢と崎見は準備を済ませて津川の家に向かう。津川の家の前には氷里と美凍の二人がいる

「よし。行こうか」

「「「はーい」」」


 海に到着し、遊びつくす

「こっちに来てよ!京君」

「うるさいな。そんな大声出さなくても行くって」

「待ってよ、二人とも」

 3人は海に入っていく。どうやらきれいな貝殻があったらしくそれから貝殻探しが始まった。そして鉄沢があるものを見つける

「これって…」

 それは水色に輝く貝殻だった。まるで氷を削ったようにできた貝殻だ。さらにその近くに炎の模様が浮いている貝殻があった

「これ、あの2人に似合いそう」

 鉄沢はその2つを拾う。そして2人のもとに向かう

「おーい。こんなのあったよ!」

「何々?」

 3人を遠くから眺めている美凍はあることに気づく

「あれ?そういえば…あの子…」

 美凍は崎見を眺めてあることを思い出す

「もしかして…伝説の炎の家系の炎咲(えんさき)家の血を…受け継いでいるの?」

 美凍は少し顔をしかめた


 海を楽しみ尽くし、夕方の5時に4人は帰宅した

「ありがとね。氷里の友達になってくれて…」

「うん!」

「それと崎見ちゃん」

「うん?」

「君のお父さんかお母さんの昔の名前ってわかる?」

 美凍は崎見の顔を確認する

「うーん…知らない」

「そっ…か。ありがとう。気をつけて帰ってね」

「うん。行こう、京君」

「え?うん…」

 鉄沢と崎見は道の端を歩く。そして今日の海について話していた

 すると後ろから車が迫ってくる

「!! 京君危ない!」

「え?」

 崎見は鉄沢を引っ張り道の端に寄せる

「危ないな。ありが…!?」

 鉄沢が前を見ると崎見の姿がなかった

「あれ?日波?」

 後ろを見ると、血を流し倒れている崎見がいた

「え…?」


「それ以降は京からは伝えられていない。でも本人も私もこれ以降はあまり思い出したくない」

 津川は昔の話を話していた

「そっか。じゃあいいよ、話さなくて。でもそれだけじゃこの子は返せないかな?」

「なんで?」

「だって、情報が薄いしね」

 そういい謎の男性は崎見の背中に針を刺す

「痛ッ」

「少し自我を取り戻し始めた。お前は俺たちの仲間だ。さあ、あいつを殺せ」

「………」

 崎見は再び洗脳された。そして右腕に炎を纏い攻撃しようとした瞬間、鬼頭が現れて崎見を捕まえる

「セーフ!!」

「鬼頭!?」

「お前は…ナンバー3…」

「ふぅー、本当の戦いはここからだ」

              第45話END

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