表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
大人の恋心 (LOVE YOU/スピンオフ)  作者: 設樂理沙
29/83

大人の恋心 29

29.


" Her House 彼女の家 "



 俺は自分が集合住宅に住んでいるし、仲良くしてもらっている緒方さんの

ところも同じく集合住宅、マンション住まいなので、自然と桂子さんも

マンションかハイツのような集合住宅をイメージしていて、車をどうするかな? などと考えていたけれど、心配する必要はなかった。


 充分に置ける車2台分の敷地があり、彼女に誘導されたところに

俺は車を駐車した。



 庭から続く玄関口までの小道には白や紫、緑の草花が両側から

元気よく咲き乱れていて、所々にうさぎのオブジェもお目見えしていて

ちょっとしたおとぎ話の世界観をイメージさせられ、可愛くて素敵な

空間になっていた。


 敷地の全体に芝生のように短い草がそこかしこに咲いていて

全てが庭と言える造りになっている。


 そして家はそんな庭にぴったりの平屋建てだ。


 可愛らしい外観ではあるが、築年数はそれなりに経っていそうだ。


 おじゃますると、すぐにLiving Roomに案内され、俺は

3人掛けのアイボリー色のソファに腰かけた。



 「うちは、ダイニングテーブルと椅子のセットがないんですよ。

ソファとテーブルで兼用しちゃってるんです。両方置けるほど

広くないですし1人なので、いつでも寛げる空間にしておきたくて

ダイニングセットじゃなくてソファにしてるんです。テーブルの

高さを調節して高めにしてるので、食事するのも全然問題なしです」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ