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ルアンのいる日々
更にもう一日経つとルアンは朝から起きてくるようになった。
何だかんだルアンという人間にも慣れてきた。
気さくなんだと思うルアンは話好きなのか、人好きなのか、ついて回って話しかけてくる。
……自分になんかついて回って何が楽しいのか。
……あ、単に暇だからか。
そう、ここはミネがひとりで住んでいる深い深い森の最奥、特に愉しいことが他にあるわけもなく、人の家にいる興味なんて1日もあれば無くなるものだ。
ミネはルアンがついて回る事には何も言わなかった。
また、ルアンも何も言わずともついて来る。
自然とルアン質問にミネが答えるという形が出来上がっていた。
ルアンという人間は人の心に馴染むのが得意らしい。
「なあ?ミネは何でここに居るんだ?」
何気ないルアンの一言。
そこから始まって……。
気付いたらミネは自分の身の上話をあらかた話していたのであった……。
間があいてしまいました。
ぼっち生活は1話ずつが短いですがちょこちょこ楽しんでいただけたらと思います。




