ぼっちの新たな恵み
半透明プレートに出現した文字を見て、ミネの口元が緩む。
見ただけではどの様に使う力なのか把握出来ないが、効果の程は想像出来た。
--“分析”。
新しい【恵み】としてその様に写し出されていた。
今、ミネのプレートにはこう表示されている。
ミネの力。
【加護】―レシピ
【恵み】-合成(無機質のみ)
―命の根源(1につき10)
-分析(無機質のみ)
と、なっていた。
どんな【加護】も無理に酷使すると倒れてしまったりするらしいく、ミネも当然1日に数回ずつしか力は使えないのだが、ミネの【恵み】が2つになっていた。
これはかなり珍しいことだと言えるだろう。
普通の人は【恵み】を授からない人も多くいるのだから。
さっそく力を使ってみる事にする。
「良い土みつかるかなー?」
プレートの分析に触れながら、力を使う。
--“分析”……。
「--------……はッ!!!」
ミネはとても驚いた。
地面の土が一瞬で曇ったのだ。
それも、見える範囲全てだ。
不思議な視界に囲まれながらミネはくるりと見る方向を変えてみる。
やはり一面が曇っていた。
淡く霞がかったような霏。
地面が曇っているなんて、何て面白い光景なんだろう……。
「!!!」
驚いた。
全部が曇っていたわけではなかったのだ。
ミネは過ごし離れた場所にほんの一部淡く光る粒子の煌めく場所を見つけた。
光のベールのかかった土だった。
「----……。」
そして、このままミネの意識はぐらりと傾いた……。




