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ぼっちの性格
「針が無い~♪はーりがないー。ズボンが縫えないいつまでも~♪」
針が折れた次の日、ミネは未練たらしく負の歌を歌いながら朝食を作っていた。
そんな負のメロディー効果なのか、今日のパンは叫んでいる人の顔の様に見える。
「不気味だ……。」
全てはミネの針無し未練歌のせいなのに、何を言っているんだか。
「はぁ……。」
沈んだ気持ちのまま冷蔵庫を開けると、先日収穫して置いて冷やしてあったレモんが目に入った。
パチパチパチパチ……レモンを見つめる目が何度も瞬く。それに併せて沈んだ気持ちがだんだんと沸き立っていく。
「レモん~~~んんん!!!!」
今日の朝ご飯はコレに決めた!
まだ食べてもいないというのに、口へと入れた瞬間を想像出来てしまっているミネはもうご機嫌だ。
負のメロディーさようならである。
ミネの切り替わりは早いのだ。
そうなってくると、先程のパンも泣きながら歓喜している人に見えてくる。
全ては心持ち次第だ。
歓喜パンと一緒にレモんを切って並べる。
「あー!今日も美味しいな!!!」




