第5章 ドラゴンライダー・ユナの冒険 ようこそ死の森へ
田んぼ跡に行くと、ギズモは頭を下げて、地面に生えているシソの葉を嗅いでいた。
ユナ「ギズモ、寝れた?実は今から死の森へみんなと行こうと思うんだけど、ギズモも一緒に来てくれない?」
ギズモ「死の森?名前からして危なそうじゃない。まあ、ユナが行くならもちろん私もついて行くけど。」
ユナ「ありがとう、ギズモ。」
ミズノは簡単な自己紹介と説明をし、みんなの昼食弁当を作ると言って、また家の中へ入っていった。
宇宙船ジェシカは本来の大きさ、約全長1キロ程になると、中からロボ・サニーが現れた。
シオン「うわっこれが探索ロボか。」
ロボ・サニー「みなさん、どうぞ中へお入りください。」
シオンとユナは、ソファに座ってロボ・サニーが持って来たゼリーやクッキー、チョコ等の大量のお菓子を食べながら、映画を見てミズノが来るのを待った。
ギズモは、巨大な桶に入った大量の野菜ジュースを飲んだり、外に出てシソの葉の匂いを嗅いだりと、宇宙船ジェシカと田んぼ跡を出たり入ったりしていた。
シオン「凄いな、この宇宙船は。何でもあるじゃないか、ミズノさんの弁当、要らなくない?」
ロボ・サニー「残念ながら米がないんです、小麦はあるんですが。後、肉は肉人間の肉を使用しているので、人肉がダメな人はちょっと。」
シオン「そうか、水の魔法使いは米にこだわるって聞いたことがある。それにしても、お菓子があるのに米がないって、どういうこと?それに人肉は普通ダメだろ。」
ロボ・サニー「テクノの人間は米を食べない代わりに、人肉が主食です。そして、お菓子とか甘い物は大好きで、ピラミッドの中にお菓子工場があります。」
シオン「ピラミッドって、そんな使い方するんだ!!」
そんな話をしていると、ミズノが大きな籠を2つ持って、宇宙船・ジェシカにギズモと一緒に入って来た。
ロボ・サニー「皆さん準備はいいですか?では出発します。ジェシカ、お願いします。」
宇宙船・ジェシカ「了解。じゃあ、出発するわよ。」
宇宙船・ジェシカは大空に飛び立ち、ミズノの家から5分程で死の森の上空へ辿り着いた。
そのまま上空から死の森の奥へ行こうとしたが、透明の壁のようなものに当たり、先に進むことができなかった。
宇宙船・ジェシカ「何か壁のようなものに当たって、これ以上進めないわ。」
ミズノ「死の森の入口からじゃないと進めないみたいね。ジェシカさん、そのまま下へ降りてもらえる?」
宇宙船・ジェシカ「了解。」
ジェシカはゆっくりと降下すると、森が少し切り開かれた場所に着いた。
そこから先に進もうとすると、白いスーツに白いフェルトハットを被った老人が、上空からゆっくりと降りて来た。
老人「挑戦者の諸君、ようこそ死の森へ。君達には今回、3ステージを用意している。これらのステージをクリアして、その水球をガイアの木にはめ込むことができれば、死の森を消滅することができるぞ。」




