第4章 侍ストーリー 目玉
ロボット「私は間もなく動かなくなる。だからもし、地球から来たという者に出会ったら、これを渡してほしい。」
ロボットは、ミヤモトに青白く光る目玉を手渡した。
ミヤモト「これは?」
ロボット「私がこの星で調査をした結果を内臓してある。私は、コード1101101:ゼファー型ロボットだ。ゼファーから受け取ったといえば伝わるはず。」
ミヤモト「分かった。ついでにここに行くように伝えておくよ。」
しかし、ロボットに返事はなかった。バッテリーが切れたのか、電池が切れたのか分からないが、ロボットは青い目を見開いたまま空を見上げ、動かなくなっていた。
ミヤモト「最後の力を振り絞って、これを俺に託したということか・・・・よし、とりあえずハリケーン村へ行こう。」
ノリユキ・ノリコ「はい。」
3人は、ロープウェイで城山を降りてアーケード街まで歩き、アーケード街を抜けた所にあるバス停に着いた。
そして、そこからハリケーン村行きのバスに乗り込んだ。
バスの中は、ミヤモト達3人を入れて6人程と、比較的空いており、窓から外を見ると、巨大なトカゲや蛇、カエル、カナブンに乗った人達が、ミヤモト達の乗ったバスを次々と抜いていった。
ミヤモト「なんだコイツらは!!は、速い!!時速80キロは出ているぞ!!」
ノリユキ「最近では、ああいうのに乗る人か増えてるんですよ、運転免許もいらないし、乗車料金も安いし。」
ノリユキがそう言ったとたんに、人を20人ぐらい乗せた50m程の大蛇が横切った。
ノリコ「私は蛇に乗るなんて、絶対無理!!」
ノリユキ「僕もです、安くても絶対嫌ですね。」
金のないミヤモトは、安いなら蛇の方がいいと思ったが、2人には言わないでおいた。
ノリユキ「最近では、車の数が減ったので、空が綺麗になったみたいですよ。」
ノリコ「キャサリン効果で、良い面もあるんですよね。」
ミヤモト「う~む。しかし、こうもドラコン達に空を飛び回れたらなあ。なんかおっかないよなあ。」
ノリユキ「そうですね。今のところ、ドラゴンは人間を食べないらしいですが、一度味を知ったら、絶対僕は人間を食べるようになると思うんです。」
ノリコ「私は、ドラゴンは人を食べないとは思うんだけど、数が増え続けるのは嫌だなあ。だから、やっぱりドラコン・キラーを見つけて、キャサリンを倒すべきだと思うんです。」
ミヤモト「しかし、もしドラコン・キラーを見つけてキャサリンを倒したとして、次のノヴァは誰がなるんだ?」
ノリユキ「それはもちろん、部長のエリカさんです。」
ノリコ「はい、エリカさんは、ノヴァの村から出れなくなるのは辛いけど、ノヴァになって誰も飲食に困らない、物がありふれた豊かな星にするんだって言ってました。」
ミヤモトは、心の中で呟いた。
ミヤモト『おいおい、エリカがノヴァになっなら、ドラッグ王国になってしまうじゃないか。みんな大麻漬けになって、大麻の星になってしまう。それならまだ、キャサリンの方がましだろ。』
゛次はハリケーン村、ハリケーン村、お降りの際は、忘れ物がないよう確認をお願いします。゛
運転手のアナウンスが流れて約10分程でハリケーン村に着き、3人はバスを降りた。




