第3章 10分前
男「どういうことだ!!お前は俺に何回も車で轢かれたはず。」
キャサリン「それはね・・・・。」
男「グヌ、グヌグヌグヌグヌ。」
キャサリンは、男の左腕を投げ捨てて、男の右頬を靴で踏みつけながら、少し長い話を始めた。
一 キャサリンが車で轢かれる10分前 一
キャサリンは、作業をしている男と女、オババ様との話をし終えた。
男「じゃあ、そろそろ仕事に戻ります。」
女「じゃあ、私も。」
魔王・キャサリン「悪かったわね、仕事の邪魔をして。あっ、ちょっと待って。」
キャサリンは2人を呼び止めると、男の顔を思いきりぶん殴り、女の腹に、少し強めのボディブローを入れた。
男は首の骨が折れて即死で、女は腹を押さえてうずくまった。
オババ様「あなた、何をしてるの?グハッ。」
キャサリンは、オババ様の腹に軽く前蹴りを入れ、オババ様は腹を押さえて倒れた。
そして、女の作業着を脱がし、自分の黒いロングドレスを脱いで、キャサリンと女は下着姿になった。
キャサリンは女の作業着を着て言った。
魔王・キャサリン「あの男のように殺されたくなかったら、私の服を今すぐ着なさい。そして、後ろに束ねている髪をほどきなさい。」
女は、キャサリンの言うように髪をほどき、遠くから見ると、キャサリンに似ていた。
魔王・キャサリン「うん、いい感じ。」
キャサリンは、再び女の腹をさっきより少し強めに殴り、女は腹を押さえて、今度は床に横になった。
それを見てキャサリンは、女に着させた自分のロングドレスのポケットからスマホを取り出し、今度は横になっているオババ様の所へ行って、死んだルーファスの写メを見せた。
魔王・キャサリン「あなたノヴァなんでしょ。今すぐこの人を生き返らせて。」
オババ様「うぅぅぅぅ・・・・私にそのような力はない、私を殺してあなたがノヴァになったとしても、おそらく死人を生き返らせれることはできないだろう。」
魔王・キャサリン「だとしても、私はノヴァになるわ。」
オババ様「ノヴァになると、若さと引き換えにノヴァの村から出られなくなるわよ。」
魔王・キャサリン「だとしても、私はノヴァになる。ノヴァになって、あのシスカとかいう宇宙船を壊し、スマホや車なんかない、以前のドラゴンがたくさん飛んでいるノヴァに戻すわ。」
オババ様「なぜ?今の方が便利でいいじゃない、ドラゴンなんか危なくて危険なだけよ。」
魔王・キャサリン「なぜならそれは、私がドラゴンだからよ!!」
キャサリンは、足を伸ばして座っているオババ様の腹を思いきり殴り、その右拳は貫通して背中まで飛び出た。
オババ様「うぅ・・・・・ぅぅぅぅ・・・・。」
オババ様は、小さなうめき声をあげて目を閉じ、それと同時に体が消滅して、どす黒い10センチほどのハート型のゼリーになった。
キャサリンは、そのゼリーをムシャムシャと食べた。
魔王・キャサリン「あら?美味しい、まるでコーヒーゼリーみたい。サブリーダーは、かなりクソ不味いって言ってたのに。」
普通の人間が食べると、腐ったゆで卵みたいな感じで、とても食べれる物ではなかったが、野生ドラゴンで味音痴のキャサリンにとっては美味だった。
ノヴァ・キャサリン「さあ、今度はあなたの番よ。」
女「ひっヒイイイイイイイイッお願い、殺さないで!!私はまだ、恋愛とかしてないし、まだまだいっぱいやりたいことがあるんです!!だからお願い!!殺さないで!!」
キャサリンは、喚く女を立たせた。
ノヴァ・キャサリン「私は殺さないわ。私はたった今、ノヴァになったのよ、今日の仕事はもうおしまい。さあ、あそこの入口から出て、車道に少し立ってなさい。これは、ノヴァとしての命令よ。」
女は、泣きながら建物の外に出ると、車に轢きかれた。
何度も何度も車に轢かれて、スマホに変えられた。
その様子を見ていたキャサリンは、男が車から下りて、再び乗り込むまでの間に男の車の所へ行き、男が乗り込んでエンジンをかけると、車を両手で持ち上げた。そして、逆さまに放り投げた。
ノヴァ・キャサリン「というわけで、私がノヴァになったの、改めてよろしくね。とりあえず、あの宇宙船・シスカを呼んでくれ
る?」




