第3章 迫り来るヒューマノイド達
鏡張りの地面は、大きな5m四方のタイルのようになっており、キャサリンとサダが1歩足を踏み入れたとたん、タイルが青く光り始めた。そしてすぐ、白色のヒューマノイドが2体、空を飛んでやって来た。
2体のヒューマノイドは、ホンダのASIMOのような形状で、背中にジェットエンジンを搭載しており、エンジンを停止させて着地した。
ヒューマノイド・1「エリア67 ニンゲンニタイハッケン!!」
ヒューマノイド・2「タダチニホカクスル!!ショックガンハッシャ!!」
そう言うと、ライフルのような物をキャサリンとサダに向け、撃ってきた。
銃口から緑色のレーザーが放たれ、キャサリンはサダの手を引っ張ってかわした。
キャサリン「このおおおお!!セア!!トア!!」
ヒューマノイド・1「グワアアアア!!」
ヒューマノイド・2「ホロロロロ!!」
キャサリンは素早く近づき、ヒューマノイド2体の胴体に前蹴りと回し蹴りを入れてぶっ飛ばし、倒した。
サダ「ちょっとなにこれ?人間捕獲とか言ってたわよ。」
魔王・キャサリン「サブリーダー、空を見て!!」
サダが空を見上げると、100体ぐらいの数のヒューマノイドが飛んでおり、その中央に巨大な青い宇宙船が浮かんでいた。
サダ「あの船は以前、魔王様が乗っていたものだわ。確か・・・・シスカ、シスカって呼ばれていたわ。」
「うう・・・・うううう・・・・。」
後方から呻き声が聞こえたので、キャサリンが振り返って見ると、村人風の男が2人倒れていた。
先程、キャサリンが蹴り飛ばしてふっ飛んだヒューマノイドの方角だった。
村人風の男達「痛ってえ。腹が痛い・・・・。」
「うう・・・・確かに腹が痛い・・・・ここはいったいどこなんだ?」
「俺達はいったい何を?」
サダ「あなた達はもしかして、さっきキャサリンに蹴り飛ばされたロボット?」
村人風の男達「分からない・・・・。」
「まったく記憶がないんだ。」
魔王・キャサリン「おそらくそうね、あなた達はたぶん、あの船の中でロボットにされたんだわ。」
サダ「それしか考えられないわね、シスカは魔王様がいた元の星へ帰ったはずなのに。」
話しているうちに、ヒューマノイドが何体か近くに着地し、ショックガンを撃ってきた。
村人風の男達「グワアアアアッ。」
「ホゲエエエエ!!」
ショックガンを喰らった男達は倒れて横たわり、ヒューマノイドに担がれて、上空の船へと運ばれて行った。
ヒューマノイド達「エリア67ニテニンゲンニタイハッケン!!ホカクスル!!」
「ショックガンハッシャ!!」
「ショックガンハッシャ!!」
「ショックガンハッシャ!!」
「ショックガンハッシャ!!」
ヒューマノイド達は次々と空から下りてきて、キャサリンとサダにショックガンを撃ってきた。
魔王・キャサリン「これじゃあ、ラチがあかないわ。」
サダ「いったい何があったというの?オババ様はどこにいるの?」
何体ものヒューマノイド達に執拗に追いかけられて、キャサリンとサダは、未来都市に変化したノヴァの村の中へ入って行った。




