お父さん、宣言する
「優は今どれくらい進んだ?」
『勉強の合間にしかできてないから今は戦蟻の巣だよ。クラスの友達とパーティー組んで遊んでる!お父さんは?』
「・・・お父さんも似たようなところかな。ははは・・・。」
『怪しいなぁ、お父さん実は物凄く進んでるんじゃないの?』
「・・・そんな事ない、そんな事ないからー。優、お父さんも頑張るからね。じゃ、おやつ食べたら勉強がんばるんだよ。」
『はーい。』
ゴウケンは槍を構えながらある建物の中にいた。
ここは訓練の洞窟の先にある魔羊の草原・・・
その平原にある唯一のセイフティエリアの小屋である
「参ったなぁ、エビルシープを狩ってスキルレベル上げるの夢中になってたら夜になっていきなり狂暴になるは、群れで襲ってくるは、なんかふた回りもデカイ黒い奴までくるはどうすんのこれ・・・。」
このゲームは夜になると、魔物のレベルが3倍に跳ね上がり群れで現れる。その上、ユニークモンスターまでが出現する
魔羊の平原(初心者エリア)も同様である
「羊を怒らせちゃったかなぁ、取り敢えずはひたすら突いて突いて突いて逃げるを繰り返すしかないかぁ・・・。あのデッカイ黒羊、なんだか朝子さんみたいだ。朝子、私の槍でひーひー言わしてやるからなぁ!」
この夜、ゴウケンは2連突きと逃走のスキルを獲得した
「・・・・・・・・・朝子、私の槍でひーひー言わしてやるからなぁ!」
賢一は知らない、
部屋の前で朝子が顔赤らめて居た事に・・・




