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大好きな妻が亡くなった  作者: ゆき


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40日目 義母が亡くなった


8月10日(月)

時間不明

姉から電話が来た。

義母が亡くなった報せを受ける。

とうとう来たのか…

目が潤みだす。

分かっていたとは言えやはり辛い。

妻の悲しみが癒えぬまま義母の悲しみが上乗せする。

電話の向こう側にいる姉に私は言う


「きっとむつみが連れて行ったんだ」

「寝たきりの母を心配に思い連れて行ったと思う」


と言うと姉も頷く感じで返事をしていた。

私は涙が止まらない。


葬儀に関してはまた後で連絡するそうだ。

電話は以上だった。

兄夫婦はこれから相当忙しくなると思う。

妹の次は母の葬儀。

体験したくは無い事が二つも続く。


ふと情景が思い浮かぶ

きっと妻は状況を読み込めていない母に色々教えているのかもしれない。

むつみ「ママ、私だよ」

義母「あら〜あなたどうしたの?」

むつみ「うん、待ってたよ」

義母「待ってたってここは何処なの?」

むつみ「ここはね…」

などと話している母と娘の想像をする。

良かったねお母さん…やっと痛みから解放されたんだ。

生前妻は物凄く母を心配していた。

自分が死ぬ間際まで一杯一杯お世話をしていたから分かるんだ。

死んでも面倒みてるのかな


義母のご冥福を祈ります。


この後私は無性に寂しくなった。

物凄い孤独感が覆い被さる。

何故私では無いのかと、義母を連れて行くのなら私も連れて行ってほしかった。


ムッチぃ俺も逝きたい

連れてっておくれよ

何で、何で俺ではないの

迎えに来るって約束したのに…


静まり返った室内でじっと佇みぽろぽろと涙だけが溢れた。

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