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眠る少年トラン  作者: たみ
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92 ベルグの部屋

92 ベルグの部屋


トランは襲撃者事件の後、騎士団建家にあるベルグの部屋に来ていた。



「トラン!!

君という奴は!!


何を考えてるんだ!!?!」


ベルグはめちゃめちゃに怒る。



「うるさいなー」

ベルグのふかふかのベットで

大の字で寝るトラン。



「うるさいな じゃない!!

何年かぶりに姿を見せたと思ったら、

『王の剣』を襲撃するなんて

前代未聞だよ!!


死刑になってもおかしくない事件だよ!」





「もしかして褒めてる?」

顔だけベルグに向けるトラン



「褒めてない!!」

怒るベルグ



「ハハハ」

ケラケラと楽しそうに笑うトラン




「何が『王の剣』アルデラスだ!スカした名前

名乗りやがって」



「まさかトラン、、、

『王の剣』知らないの?」



「知らん!」




「『王の剣』は王国の武力の象徴であり、

最強の剣士に与えられる称号だよ。」




「マジか!?

ベルグお前スゲーな!!」

素直に褒めるトラン



「ありがとう」

素直に喜ぶベルグ



「って事は

目標だった最強になれたって事か?」



「貴族や王都民の間では、王国最強の剣士は

「ベルグ」だって声は多いんだけどね、、、」



「けど?」



「まだ上がいるんだよ。

上には上が」


笑いながら言うベルグ



「マジか!」


「どんな奴だ?」



、、




「何年か前にその人と模擬戦したんだけど

、、、

何も出来なかったよ、、、


初めてかな

手も足も出ないってこういうの」



「そいつ人間か?」


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