表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
眠る少年トラン  作者: たみ
87/345

87 ベルグの思い

87 ベルグの思い



ベルグは父の部屋にいた。

「、、、」


父の部屋には母の姿もあった。



沈黙が流れ

重たい空気がただよう。



父ザルグが口を開く


「ベルグ教えてくれ。

何が不満なんだ?




「不満など!

けして」



「じゃあなぜ当主になりたがらないんだ?」

ザルグは困った表情でベルグに聞く



「私は、、、」


そして

また沈黙


、、






外の鳥のさえずりが聞こえる。


綺麗な音、





、、






「ベルグ、この人はね

あなたが当主になる事を本当に楽しみにしてたのよ。」

母サラが助け船を出す。


何かを教えるように押し黙るベルグ


「自慢の息子だって、

友達が来るたびに自慢するのよ。


オレの息子は大した奴だって

さすがオレの息子だって」

母サラは優しく笑う。




「、、、など」

何かを呟くベルグ




「何?」

聞き返すサラ






「不満などあるはずがありません!!」

「私はジーカ家に大恩を返さねばなりません!!」


突然口を開くベルグ。


その真剣な表情に驚くザルグとサラ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ