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眠る少年トラン  作者: たみ
86/359

86 ジーカ家 父と母

86 ジーカ家 父と母



「、、、」

ザルグはベルグの事を考えていた。


「どうしたの?考えこんで」

ベルグの母サラが聞く。



「ベルグを当主にしようと思ったんだが、、、」



「あら!

あの子、王都では有名ですもんね。」



「断られた」



「え?」

サラはキョトンとした顔をする。




「断られたんだよ。

当主にはならないと、、、」



「!!」

サラは驚く



「、、、

どうして??」

サラは疑問を聞く。



「分からん。

、、

、

あいつは剣の腕だけじゃなく

頭もキレる。

何か考えがあるんだろう。

、、、

あいつがそう決めたんなら

それが最善という事だ。」


ザルグは悲しそうに言う。

ザルグはベルグを当主にしたかった。

自慢の息子に自分の跡を継いでほしかったのである。



「あなたはそれでいいんですか?

このままで」


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