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クローゼットの光

少し時間は戻り

アルバートがモナカ達を助ける前

教会裏の森でシエルとアリシアは

神父ウィルへの対策を練る


「そうですか…

ウィル神父は未来を読む事ができるのですね…」

アリシアは腕を組み考え、意見を述べる

「では、スピードで圧倒するのはどうでしょうか?」

「それが…ダメだったんだ…

スピードに振った電気魔法を飛ばしたんだけど

ウィルは余裕を持って避けていたんだ」

「そうですか…」

再び考え、

「なら全体攻撃を仕掛けるのはどうでしょう?

多少魔力を使いますが『オーバー』系の魔法で

威力を上げて仕留めるのが良いかと…」

「それ!いいね!……」

「どうしましたか?」

「相手がそもそも範囲に

入って来なかったりするんじゃ……

あ……そう言えば…」

「?」

「ウィル神父はネックレスから召喚?

をするんだった…」

「召喚ですか?」

「そう、エド先輩や魔族を目の前に出していたな」

「厄介ですね…複数体ですか…

全体攻撃に隙が出来てしまいますね」


話をまとめ

教会へ向かう二人

辺りは暗くなり夜を迎える


教会の裏口は硬く閉ざされていた

「現れよキーフェス」

アリシアは召喚魔法を得意とする家系で

契約している魔獣や精霊を

少ない魔力で従える事ができる

「あい?」

小さい妖精が眠たそうに二人を見る

「キーフェス…鍵を開けて」

「あーい」カチャ…

忍びながら教会へ進む


「アルバートは無事にモナカに会えたかな?」

「そうね、正面入り口から侵入したのなら

もう合流している頃ね」

教会の奥の部屋

神父ウィルの姿は無かった

「地下通路の先の研究施設かな?」

「アルバートが向かった先か……ん?」

「揺れてる……」

「地下で戦っているのかしら…」

揺れていると部屋のクローゼットが開く

クローゼットから緑色の光が差し込む

「コレは…移動魔法みたいだわ」

「ウィルは自分の部屋と施設を繋げていたんだね

……良し…行こう!」

「えぇ…」

覚悟を決め、クローゼットの魔法陣を触ると

シエルは吸い込まれる

続けてアリシアも触り吸い込まれる


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