空へ
「一閃」
シエルは体勢低く構え
大剣を振るう
普段は刀で行う居合切りの一閃…
大剣の重さに体がついて行けない
エドワードから溢れ出る呪いを
少しだけの傷つけるだけであった
「遅!大丈夫なのシエルくん?」
アリシアは心配そうにする
呪いが作った複数の腕が周りの木々を掴みへし折り
その木を振るい傷を負わせたシエルに反撃する
「危ない!」
アルバートが大剣で攻撃を防ぐ
「初めて傷つけられたんだな…
小さな傷でこんなにも反撃しやがる…
プロミネンス!」
大剣は燃え上がりぶつけられた木を燃やす
「シエル!サポートなら俺達に任せろ!
コイツはシエルのその剣でしか倒せない…
会心の一撃を奴に!」
アルバートは走り呪いの腕を切り落とす
だが直ぐに治ってしまう
時間を稼ぐしかできなかった
「リヴァイアサン!!」
アリシアは巨大な水の龍を再び召喚する
呪いの腕が持ち上げた木々を叩き落とす
「一撃…一撃…」
使い慣れない大剣に悩むシエル
2つの呪いの腕は岩を持ち上げ
シエルを潰そうとする
水の龍がシエルと岩の間に入り、なんとか止める
「攻撃が重いわ!!」
水の龍が苦しそうにする
「攻撃が重い……いけるか?」
シエルは何かを思い付く
「ドリアードさん!」
「は、はい!」
「俺を天高く持ち上げてください!」
「?わかりました」
ドリアードが光ると
シエルの下から木が生える
「お乗りください!」
木はすくすくと育ち
あっという間に天高く昇る
「高い…」
風がシエルを撫でる
周りを見ると魔法学校が見える
空は暗く星が輝く
「(カインは…心配してるかな………
帰ろう……)」
木から飛び立つ




