表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/37

旅に出た

ミライは今朝旅に出たらしい。


「何で黙ってたのよ!」


私は珍しく父に怒っていた。

朝ごはんを食べている席で、父親がミライはしばらく旅に出ると告げたのだ。


「言ったって、旅に出ることを止めただろう?」


「だからって‥内緒にしなくてもいいじゃない…。」


少し悲しくなる。

仲間外れにされた気分だ。


それにミライってエルフって言ってたっけ。

女性と一緒なんでしょ?

そう、依頼主が女性って聞いてから…何だか心穏じゃなくなってしまっている。

それなのに、一緒に旅に出るって?

エルフと仲良くなったらどうするのよ…。


「そんなにイライラしなくても…。依頼が終わったら帰ってくるんだし、どうしたんだい?」


お父さんの一言で疑問符が浮かぶ。

そういえば私、何でこんなにイライラしているのだろう?


「何でも一週間ほどで帰ってくるそうだよ?」


思ったより直ぐに帰ってくる。


「そっか…良かった。」


私は呟いていた。

少し安堵あんどする。


「そんなにミライのことが好きなんだね?父親としては複雑な心情だが、何も言うまい。」


お父さん何いってんの?

私がミライを好きってそんな訳…ない。


そんな訳ないよね。

黙って出かけるから私は怒っているだけ。

ミライをエルフに取られたような気がして、イライラしていた。


「あ…。」


私、ミライの事好きなのかな。




****




朝早く、俺とファーレンさんは旅に出た。


俺はアンに何も言わずに旅に出てしまった。

言った方が良いとは思ったんだけど。


ファーレンさんが、黙っておいた方が良いと言われたのだ。

一緒に行くとか言い出しそうとか。

流石にそれは無いと思うけど。

まあ、一週間だし大丈夫かな?


「どうしたの?」


カモミールさんが振り返る。

旅は俺とカモミールさん二人きりだ。


「誰か名残惜しいとか?そんな感じかな?」


「いえそんなのじゃないですよ。」

俺は慌てて否定する。


「ミライ、初めてにしては準備がいいよね。色々聞いて買いそろえた感じかな?」

俺はリュックを背負っている。


「ギルドの人に聞いたりしました。あと、アイテムボックスあるので食料も多めに持ってます。」


「え~アイテムボックスあるの?凄いな~。」


「私は水とかは魔法で出せるから、飲みたくなったら言ってね?便利でしょ?」


うん。

便利だよな。

それ、前の世界で欲しかったやつだ。

魔法ってどんな感じなんだろう。





「そういえば、移動手段って徒歩しかないの?」


「あ~ごめんね。他の人に知られたくない場所だから、なんだ。少し休もうか?」


カモミールさんは木陰に入り、地面にシートを敷く。

俺たちはシートの上に座る。

まるでピクニックみたいだ。

カモミールさんはコップに水を入れてくれた。

空中から水が出てくるのが不思議な光景だった。



面白かった


続きが気になる!


と思ったら


下の☆☆☆☆☆から作品の応援お願いいたします。


面白かったら☆5つ、つまらなかったら☆1つ正直な感想で構いません。


ブックマークもいただけると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ