竜でも風邪を引く
『ゴホッゴホッ・・キュウ~ン(風邪引いた~)』
ライトは鼻水を滴ながら言う・・昨日台風が来たので体を拭かず畑や稲を守ったり家を守ったりしていたので風邪を引いてしまった
(参ったな・・学校のトイレットペーパーと道で配られてる紙しかないからな・・あまり君を無駄使いにしたくないし・・葉っぱでなんとかしようか・・)
取り敢えず動かないと始まらない・・体がダルいけどね・・畑に行かないと・・学校はどうでもいいけど・・
プルプルプルプル
《はい・・》
テレパシー使いながら会話をしている
《ライト君私よ・・ユリアだけど今日学校来ないの?》
4分ユリア先生か
《今日は・・来たくないです・・》
風邪で学校に行ったら絶対にナツミや凛がなんかやってくる
《ライト君ちゃんと学校に来ないとダメよ》
『!?』
マズイ!ユリア先生の匂いがする早く人間族の方にならなくちゃ!!・・僕は鼻がかなりいいんだ
「《ライト君いるんでしょ?いるんだったら出てきなさい》」
ユリア先生だけ僕の家がわかっている・・因みにユリア先生の属性能力は風
「ユリア先生・・いるんでしょ・・」
ドアの前に絶対ユリア先生が言う
「よくわかったわねライト君・・入ってもいいかしら?」
「う・・うん」
ライトはドアを開ける
「ライト君入ってもいいかしら?」
「うん・・いいよ」
取り敢えずライトはユリア先生を家の中に入れる
「ライト君今日学校に来ないかしら?」
「う・・うん・・わかった準備はできてるからもう出れるよ」
さっき畑や稲は終わらせていた・・数秒で..でも体が物凄くダルいし頭痛がする
「それよりライト君朝食とか食べたかしら?」
「僕は朝食はとらないよ」
別に朝食食べなくても生きていけるし・・あと今は食欲がない
「先生・・時間があまりないんで・・取り敢えず学校に行きましょう」
ああ~もう寝たいけどユリア先生を怒らせるとかなり怖いし面倒・・
= ブルー学園 =
―E組―
「ライトおはよう」
「ナツミかおはよう」
ライトはナツミに挨拶をする・・それにしてもこの椅子高い・・僕が身長低いせいでか・・はぁ
「みんな席に座って授業始めるわよ」
僕は頭が言いか知らないけど前筆記の模擬テストをやったけど..筆記でやるテストは数学・現代・種族氏をやる
種族氏とは・・さまざまな種族の歴史・・例えば猫人族はどうして生まれたのかとか・・僕は一回読んだだけで覚えたくらいだから意外と簡単であるがたった600ページの教科書ぐらいで覚えれないのかがわからない
(ヤバい目眩がクラクラしてきた・・吐きそう・・)
ライトはふらふらとする・・ヤバっ尻尾が!・・仕方ない
「先生・・」
「ライト君どうしたの?」
「気分悪いので保健室で休んでもいいですか?」
保健室は嫌いだが安全第一だ竜人てバレるより・・僕が竜人てわかるのは3人だけだし・・昔・・あの方が生きていたら・・4人だけどね
「確かに顔色悪いわねわかったわ」
= 保健室 =
ピッピッピッ
「40度・・てかなり熱あるじゃないの!・・よく学校に来れたわね・・でもゴメンね今ベッドもソファーも満席なのよ」
熱風邪か・・保険室の先生(種族は兎人族)がいう
「満席なら仕方ないので・・教室に戻ります」
「でも・・無理したらダメよ・・そうね電話して親に向かいに来てもらおうかしら」
「・・・やっぱ教室に戻ります・・マスクだけもらっておきますね・・」
ライトは保険室を出て教室に戻る
「あ・・大丈夫かしら・・やっぱ親に連絡しないと・・ええっと・・E組のライト・・ライトあったあった・・親は・・・!!」
ー教室ー
「ライト君おかえりなさいどうだった?」
「たいした事ないそうです・・」
「ええ、わかったわ」
ああ~もう竜の尻尾はなんとかしておいたし・・ヤバい・・
「すみません・・ユリア先生」
「ハルカ先生どうしましたか?」
「授業中申し訳ないですが・・ちょっと教室の外で話したいことが」
保健室の名前はハルカ先生がうちの担任を廊下でなんか話をしているが僕は聴覚がいい方だと思う
「ライト君今日はもう帰っていいわよ」
「ライトなんかやらかした?」
ナツミがいう
「ナツミちゃん違うわよ・・ライト君体調が悪いから帰ることになったから帰る準備して病院いきなさいよね」
「ありがとう・・」
取り敢えず帰って寝る・・病院はいいや
「ヤバいもう・・我慢の限界・・ヘックシュ!・・はあ」
ヤバい・・立つのがキツイ
「ライト君大丈夫・・?顔赤いけど・・」
「大丈夫だよ・・僕はこうみえても丈夫ですから・・」
「帰るのがきつそうね・・」
「ユリア先生・・今保健室が空いたので寝かしてあげたらどうでしょうか?」
ハルカ先生がいう
「ならそうしましょうか」
保健室のベッドが空いたらしいので取り敢えず保健室のベッドで寝ることになった
「はあ・・はあ・・」
ライトは苦しそうに保健室のベッドで寝ていた
「ハルカ先生」
少女が保健室に入ってくる
「あらメリア偉いわね水質検索どうだった?」
少女の名前はメリア・・クラスはC組。この学園保健委員である。種族は人間族
「はい..問題ないです」
「ありがとうね」
「あれ・・もう帰る時間なのにまだ誰か寝てるんですか?」
「ええ・・40度の熱を出しちゃったみたいなのよ」
「凄い熱ですね・・」
「ちょっと私は職員会議行ってくるから保健室から」
「はい」
ハルマ先生は職員会議に行く
(誰が寝てるんだろう?)
メリアはこっそりと覗く
・・苦しそうに寝ていたライトが寝ていた
「確か・・ブルー祭で優勝したライトだっけ?」
汗が沢山かいてるけど・・汗拭かないと・・風邪引いちゃうし・・