表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生先は超・物価高!? 〜フルリモート魔王軍と戦う限界ニュータウン異世界〜  作者: 沼口ちるの


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1/16

異世界は物価高

俺の記憶は、交差点でスマホを見ながら猛スピードで突っ込んできた無免許の「電動キックボード」にはねられたところで途切れている。


気がつくと、俺は温かい布に包まれ、短い手足をバタバタさせていた。

「あー、うー(なるほど、これが噂の異世界転生で赤ちゃんスタートってやつか)」


目の前には、ファンタジー世界特有の麻の服を着た若い男女。どうやら俺の新しい両親らしい。

剣と魔法の世界。スローライフ。チート能力で無双。

俺の輝かしい第二の人生が始まる……はずだった。


「あなた、今月の生活費どうしましょうか。また回復ポーションが値上げされたわ……」

母親がため息をつく。

「ああ、歴史的な『魔石安・ゴールド高』の影響で輸入物資が高騰してるからな。おまけに王国が導入した『インボイス制度』のせいで、フリーランスの冒険者がどんどん廃業してるんだ」

父親も頭を抱えている。


……えっ? なにこの生々しい異世界。


「それに、魔王軍のやつら、最近は直接攻めてこないだろ?」

「ええ。なんでも『働き方改革』で、幹部から下級ゴブリンまで全員フルリモート推奨になったとか。最近は生成AIアーティフィシャル・イリュージョンで作った架空のドラゴンの映像を村に投影して、恐怖を煽るだけのサイバー攻撃ばっかりね」


魔王軍、コンプライアンス意識高すぎないか? しかもDXデジタルトランスフォーメーション化に大成功してるぞ。


「王国側も高齢化が進んでて、最前線の勇者パーティーの平均年齢はもう75歳よ? 後継者不足も深刻だし、この村も限界集落一歩手前ね……」

「ああ。俺たちのこの子が大きくなる頃には、この国の年金制度(ギルド積立金)も間違いなく破綻してるだろうな……」


ベビーベッドの中で、俺は絶望した。

女神からチート能力をもらえたのかどうかはまだ分からない。だが、一つだけ確かなことがある。

この異世界、俺がいた現代日本より詰んでるぞ。


「ばあぁぁぁぁ!(ふざけんな、とりあえず非課税の積立投資枠を教えろ!)」


俺の切実な泣き声は、インフレと少子高齢化にあえぐ限界異世界の空に、虚しく響き渡った。

こんにちはこんばんは。

AIに時事ネタを取りいれさせたキメラ小説書いてます。

よければ読んでってください

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ