これまでのあらすじ(9~12章)
第1章~最新章までの全あらすじは「『絶対にダメージを受けないスキルをもらったので、冒険者として無双してみる』キャラ紹介、設定資料、没エピソードなど」
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『絶対にダメージを受けないスキルをもらったので、冒険者として無双してみる』 これまでのあらすじ(9~12章)
第9章 守護者VS運命操作
他国の町へクエストに行ったまま戻ってこないルカとサロメ。二人を探すため、ハルトはリリスやアリスとともにその町へ。
そこで出会ったのは新たなスキル保持者──『運命操作』の力を持つエレクトラだった。スキルによって未来を予知できる彼女は、自分が他のスキル保持者によって滅ぼされる未来を視ていた。
それを回避するため、ルカやサロメを人質にとってハルトをおびき寄せるエレクトラ。すべての動きを先読みされ、ハルトは苦戦する。が、土壇場で第六のスキル形態『時空反転』に目覚め、エレクトラに勝利。
追い詰められた彼女は、突然現れた異空間に逃げ延びる。その先で彼女を待っていたのは、六番目のスキル保持者バネッサだった。彼女は最後のスキル保持者を探すため、エレクトラに協力を求める。
第10章 咆哮の獣騎士
リリスたち女性陣とともに海水浴にやってきたハルト。ひと時の安らぎを味わう。
一方、『強化』のスキルを持つジャックの周囲に、『支配』のスキルを持つレヴィンの魔の手が伸びていた。強大な野心を持つレヴィンはジャックを手駒にしようとしているのだった。
自分の平穏を脅かし、身近な人間にまで『支配』の魔手を伸ばすレヴィンに怒り、彼の本拠地へ赴くジャック。立ちはだかる敵を跳ね除け、レヴィンと対峙する。身近な人間への『支配』を止めさせようとするジャックだが、激闘の中でレヴィンの命を奪うことに。散り際にレヴィンは「滅びろ、壊れろ、すべて……」と、呪いめいた言葉を残し、ジャックの中で何かが変わり始める。
第11章 古竜の神殿
ハルトはエレクトラとの戦いの中で、一つの予知を知らされていた。それは古竜の神殿に行き、スキルの真の使い方を教わるというもの。ルカやサロメが同行を申し出て、三人で神殿へ。
そこで出会ったのは、神や魔と同格の存在──古竜の一体『罪帝覇竜』だった。彼の試練に立ち向かうハルトは、防御スキルをさらに進化させるのだった。
第12章 六魔将メリエル
魔王からの命を受け、ハルトを始末するために動き出す魔将メリエル。だが彼女はリリスやアリスと親交を深め、人間への情が芽生え始めていた。それでも魔王の命令は絶対であり、メリエルは逡巡を断ちきって、リリスとアリスを人質にしてハルトをおびき寄せる。
異空間でメリエルと、さらに二人の魔将ザレア、ビクティムと対峙するハルト。
一方、魔の気配に導かれ、ジャックもまた異空間に現れる。
さらに、魔界では最後の魔将イオと魔王がさらなる策動を始めていた。