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閑話休題

「サクラ、ユージン。遅い。」

「サクラちゃん、ユージン。何してるのさ。ユージン、意気揚々と迎えに行ったくせに、何油を売ってるのさ。」


「げ…グレン、ジェイド。」

「ほら、お茶の用意も出来てる。行くぞ。」


そう言って歩き出す3人。

私も続いて歩こうとするのに、足は全く動かない。

前の3人は気付かず、どんどん先に行く。


「待ってッ」

手を伸ばすけれど、それは空を切る。


そうして彼らの姿は見えなくなってしまう。

『お姉様だけ、ズルいわ。』


その声にはっと振り返れば、ボンヤリとした光の中にあの子。

『どうしてお姉様だけなの?』

あの子は笑う。少しずつ黒に塗れて…

『私を突き落としたクセに』


「ちがっ…私は、そんなつもりなくって…」


『お姉様が、私をコロしたのよ』

そう言った瞬間、あの子は黒の中に消えた。



「い、いやぁぁっ!」




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