第18話
二週間が経った。プールの授業の日だ。
「おぉ、神よ。何故なのですか……。」
「烏丸君の水着姿を見たかった……。」
「私のキャッキャウフフ計画が水の泡……。プールだけに。」
「せっかく仕掛けたカメラが無駄になったじゃん……。」
皆一様に血涙を流している。先生方が数名混ざってるのは見なかったことにしよう。
てか数人おかしい奴いたな。特に最後の奴。犯罪じゃん。
ま、安心してほしい。俺は授業に参加することにしたのだ。
実は校長を通じて政府に抗議したおいた。
特例で認めさせたのだが校長って何者なんだ?政府相手に要求を突き通すなんて普通じゃないだろ。
「えー、皆さん。烏丸君ですが、プールの授業に参加することになりました。」
皆が固まった。
「いッッッッよっしゃぁぁぁぁぁぁああああああ‼‼‼‼‼‼‼‼」
「神に感謝します。」
「生きててよかった。」
「計画実行の時が来たようだな……。」
「デュフフフ、カメラの確認をしに行きますかね。」
人類みな変態ってか?
「静かに!それじゃ、更衣室に移動しなさい。あ、最後の二人は職員室ね。」
二人だけ絶望した顔で移動していった。
そりゃそうだ。学校側としては男性絡みの問題を起こされたんじゃたまったもんじゃない。
最悪全員の身元を特定されて闇討ちされる可能性があるかもしれない。
俺も今回は庇うつもりはほとんどない。されて嫌だったし。
でも厳罰は後味が悪い気がするし……。どうしたものか。
今世初のプールは警備が厳重過ぎて落ち着きませんでした。
日焼け止めを塗ろうとしてくる奴もいたし、目が怖いし、次から見学だな。




