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「......。」
「はる?」
「.......。」
「??」
「....やっぱダメ」
「えぇっ...」
文化祭当日、クラスの子が用意した服に
着替えてはるにお披露目。
.....やっぱり似合ってないのかなぁ。
「可愛いすぎ」
耳元で艶っぽく囁く。
「っ....!!」
きょろきょろと挙動不審な私。
絶対顔真っ赤!!//
「はるもカッコいいよ...」
執事服に似たウェイターの格好をしたはる。
茶色が入ったはるの髪によく似合ってる。
「椎名くんカッコいー....」
「うんうんっ...ヤバい!!」
女の子達がこそこそ言ってるし。
「「「きゃぁぁぁっ!!!!」」」
だけどこのクラスにはまだいるわけで。
「「呉羽様ぁぁぁっ!!」」
「「抱いてーっ!!」」
「「葵くーんっ!!秋夜くーん!!!」」
李央は多分女の子を引き連れながら
校舎内にいるはずで...。
葵&秋夜は女子軍団から逃走中(笑)
「すず....」
「うん?」
「.....。サボらない?」
.....なんですか。
どうしました春樹さん。
「約束したもん...。」
「....(もんって...///)だよね」
うーん........あ、そうだ。
.......そうじゃん!!
「午前は働いて、午後は一緒にまわろ?」
ぶっ通しで働かなくてもいいじゃん!!
「もちろん」
ふわり、笑ったはるに頭を撫でられる。
うわぁ....これはモテるわ...うん...
「はいはーい!!イチャコラタイム終了ーっ!!」
「「うわっ」」
いつの間に戻ってきたの.....
「場所考えよーねお二人さん!!
クラスの皆がアホ面しちゃってるからー」
........アホ面って..。
一人で爆笑してるあんたもアホっぽいよ。
「もう始まるんじゃないのー?
さっさと準備しないとアホ面曝け出す
事になるんですけどー!!(爆)