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私を助けてくれたのはあの人

二ヶ月後……。


「もうそろそろで春休みだ!」


「ラソム、わかったから」


 と満開の桜の木の下を馬車で通る。


「エデはなんでまだマフラーつけているの?」


暖かいなってきてるし。


「気に入っているからよ、まだつけるわ」


「なるほど」


 とのんびり会話していると、


ガタン


 と馬車が揺れる。


自分は気配を確認する。


「エデ、行者は死んでますので謎の組織の手先が襲ってきています」


「え!」


「ということで……」


 と言おうとすると馬車の扉が開く。


手先の内一人が


「死ねぇぇぇ!」


 と言って襲ってくる。


目的はエデなはず。


魔法は危ない。


嫌だけどやるしかない。


「一」


 と自分は体術を使い、襲ってきた手先のお腹を空ける。


そして手先は爆発して血すら残さずに死んだ。


エデは驚きつつも、


「ラソムはあなたはもしかして私をたすけてくれたことある?」


 と言ってくる。


でも自分は言えない。


「助けた覚えなんてないですよ、危険なので移動します」


「わかったわ」


自分はエデの手を握り、


「瞬間移動」


 と念じエデだけ学校に移動する。


そして自分は馬車の外に出た。


「お前らが組織の手先か、なんの目的だ?」


 と自分は次々と手先を体術だけで殺していく。


体術の「一」や「二」という技を使うと、

二秒で終わった。


血は飛び散って自分の服にもつく。


爆発はしていない。


本気では殴っていない。


本気で殴ったのはエデを襲おうとしたやつだけだ。


自分は気分が悪くなる。


人を殺したからではなくあの時の条件を破ったから。


自分はエデからどう見られたか、わからない。


だがそれ以上に自分で決めたことを破ることにさらに気分が悪くなる。


自分は気分の悪さを我慢しようとするが限界だった。


今までは隠すことができたがもう無理だ。


自分は血を飛び散った死体の横で膝をついた。


今は無理だ。


服を綺麗にすることはしなくて心を落ち着かせようとした。


だが気持ち悪さと怒りがあり、すぐ横にあった桜の木を叩いた。


桜の木は倒れていく。


自分は遠くに聞こえる学校のチャイムを音を聞こえた。




………………


エデ視点


ラソムに瞬間移動されて、クラスの前に移動していた。


でも横にはラソムはいなかった。


考えられることは一つラソムは残ったのだ。


でも私は驚いたと同時に恐れた。


ラソムが私を助けてくれた人であることは確定した。


だからラソムが好きということになる。


だが同時にラソムが簡単に人を殺したことについては恐れた。


私はごまかすようにクラスに入る。


「エデさんおはようございます」


「レルおはよう」


「あれ?ラソムさんは?」


「あとで遅れてくるわ」


「そうなんですか、わかりました」


 と会話しているが時間が残り少しだったので席に向かう。


「アデンさんおはようございます」


「エデおはよう」


「あれ?ラソムは?」


「遅れてきます」


「なるほどね」


 とチャイムが鳴ると同時に


「ギャァァァァア!」


 と叫び声が聞こえる。


クラスにいたみんな驚いた。


すると黒いロープを着た人が入ってくる。


私はそのときの組織の手先だと気づき、アデンさんとレルを引っ張って逃げようとする。


「エデさん!どうしたんですか?」


「エデどうしたの?」


「逃げましょう」


だが手先は私達より速く移動し、襲ってくる。


私達は目を閉じた。


もう死んでしまうんだ。


 と悟った。







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