文化祭②
「ラソム、待たせたわね」
「お気になさらず」
ファン?が居たら出て来れへんからな。
「ラソム、では行きましょうか」
「そうですね」
と廊下を歩いていく。
数十分後……
「ご飯を食べたし、ラソムも行きたいところある?」
「あります」
「そこに行きましょうか」
「はい」
お化け屋敷の出し物をしているクラス前に並ぶ。
「ラソムはお化け屋敷に来たかったんだ」
「ええ、そうですね」
本当はエデがお化け屋敷が無理か確かめようしてるだけなんだけどね。
面白そうだし。
「ラソム、本当に行きたいのね?」
「もちろん、エデお嬢様はお化け屋敷が無理なわけないですよね?」
「え、え、ええ、もちろんよ」
あ、これ怖がるやつやん。
楽しみだな。
自分は人の気配とか分かるから全く怖くないから、エデの怖がる様子を見るとしますか。
「次どうぞ」
「はい、エデお嬢様行きましょうか」
「わかったわ」
とお化け屋敷に入っていく。
数分して出てくる。
お化け屋敷は安全が配慮されているみたいで全く怖くなかった。
自分は前世で大親友である明瀬 唆瞭がお化け屋敷を作って入ったことあるけど、人じゃない化け物作ってやってたから怖かったわ、実際に襲ってきたし。
そんなことよりお化け屋敷に入ってからエデがガタガタ震えて涙目で面白かったわ。
「ラソム」
「なんでしょうか」
「もしかして、ラソムは私がお化け屋敷に入った様子を見るために行ったんでしょ!」
「なにを申しますか、そんなことございません」
「嘘付いたわね?」
「なぜそのようなことをおお思いで?」
「ラソム、顔が笑っているから」
なに!そんなバカな。
「エデお嬢様、認めますよ」
「なんで私がお化け屋敷が苦手だと気付いたのかしら?」
「苦手とは知りませんでしたが、この前なにの出し物をしているかと回った時にエデお嬢様はお化け屋敷が苦手なのかなと思いまして確かめただけです」
「ラソム、モテないわよ」
「構いませんよ、自分は少しいえ、だいぶ人とは違いますから」
「どおいうこと?」
「なんでしょうかね?」
とぼかしておく。
「エデお嬢様、明日のためにもう帰りますか」
「わかったわ」
馬車のある方へ向かうことにした。
馬車に乗ると、
「今頃思ったんだけど、この馬車のどこをいじったの?」
「タイヤのところですかね、衝撃を抑えるようにいじっただけです」
「そうなんだ、ラソム」
「なんでしょうか?」
「明日も頑張りましょう」
「もちろんです、エデ」




