2日目の学校
ご覧になってください。
やる気になるのが遅くてごめんなさい。
「ふぁーー」
と揺れ動く馬車の中あくびをだす。
「寝不足?」
「違います」
ただ学校に行きたくないからなのかあくびがでるだけです。
今日は2日目の学校。
クック野郎許さん、
3年前ぐらいから気になったことがあるし、
聞いてみるか。
「エデお嬢様」
「なに?」
「3年ほど前から思っていたんですがどうして婚約の話がないんですか?」
「私は6歳の頃に誘拐されかけて助けてくれた人がいるのその人しか結婚しないわ」
「そうなんですか」
動揺をなくして言う。
馬車の揺れが止まり、自分は馬車から降りる。
「行きましょうお嬢様」
「もちろん」
とクラスにいく。
今日は4限で終わるから嬉しいな。
さてクラスに着くと、
「勝負しろラソム!」
だる、朝からこんなやつ見るの本当にだるいわ。
「クック様、肉体での戦いはラソムが禁止されてますので無理ですし、私の婚約条件知ってますわよね?」
「もちろんですから」
「お兄様、もうこれ以上は意味がないですよ」
とレルが止める。
「ちっ」
と舌打ちをしたクックは離れる。
「ありがとうございましたエデお嬢様、レルお嬢様」
とレルに目を合わせながら言う。
「ラソム、お礼としてお昼ご飯は学校で食いましょう」
「あ、ありがとうございます」
「了解です」
と言うがレルは顔を赤くしている。
「どうかしましたかレルお嬢様?」
「いえ、大丈夫です」
ならいいや、
チァイムが鳴る。
そこから授業を受ける。
自分はつまらんので板書だけはして机にうつ伏せる。
なんか視線を感じるだけど、
まぁ、敵意の視線じゃないから気にしないけど。
さて今日の授業がおわり、
エデの元へ向かうと、
「ラソムお昼もう一人増えても問題ないかしら?」
「大丈夫ですよ」
「ありがとうございます、ラソムさん」
と声が聞こえたので振り向くと、
「アイル・アデン皇女様ですか、なるほど」
「ええ、そうよ」
「お待たせ」
とレルの声が聞こえる。
「大丈夫ですよ、レルさん」
とエデが言う。
四人は外庭のテラスに向かって廊下を歩き出した。
向かうまで暇なのか
「ラソムさんは優秀なんですか?」
「ええ、そうね、けど執事としては微妙ですわ」
と言っているアデンが、
「といいますと?」
「ラソムは爵位が高い人でも緊張感を持たずに口を入れたりするから」
「ヘェ〜」
本人の前で話さないでください。
自分はただ主観的にも客観的にも正しいと思ったこと以外は言わないんだけどなんでだろ?
「あの、すみませんが、お昼なに食べたいですか?」
これ聞かないと無闇に作れんからな。
「じゃあ、醤油ラーメンで」
んんんんん?なんで雰囲気に似合わんよ。
「なんですか、ラーメンとは?」
とアデンが聞く。
「ラソムが作ってくれた麺類の仲間なのよ、美味しいのよ」
「なるほど」
「ラソム、お昼ラーメンで」
「はい、わかりました」
なんでやねん。仕方ない作りますか。
ご覧になりましたありがとうございました。




