第1章 第3話
椿が学校に行くとみんな椅子に座っていた。しかも全員微動だにしないのだ。椿は何も言わずに自分の席に着いた。なぜ全員微動だにしないのかというとIFの世界に行ってしまっているのだ。これは教師たちでも同様である。そのため授業に遅れる先生も多々いる。
椿もIFに行こうとしたが、時間が時間なのでやめておいた。すると前の席の男子の体が大きく揺れた。
この男子IFで死んだんだわ
このようにIFで死ぬと自身の肉体にもちょっとしたダメージがあるのだ。
椿は周りの席を見るとみんなが体を震わしていた。
みんなでどこかの強い魔物と戦っているんだろう…
このクラスは全体がカミーリアとサフを除いてあるグループになっているので、こういう現象がおきるのだ。このクラスはIFの中での強さによって仕切られている。もちろん椿は3日前に始めたばっかりなので最低辺だが…
そんなことを考えていると後ろの席に座っていたサフが目を開けた。
「おはよう。椿」
「おはよう。詩織」
詩織が起き始めたのを皮切りに周りの人もどんどん起きていき、教室が騒がしくなった。
「で、詩織はIFで何していたの?」
「店の経営」
「もうそっちが本職になっているね…」
「料理スキルもう900までいったしね」
「いいな~私なんてまだ初期値だよ」
その後みんなが起き、先生が教室に入ってきた。その後は何の変哲もなく授業が終わり放課後になった。椿は詩織と一緒に寮に帰った。途中で布月とあった。
「布月~」
「あっ!詩織と椿」
「こんにちは」
「どうも。始めましてです。布月さんもIFは遊んでいるのですか?」
「IF?何それ?」
「ああ。椿にはまだ言っていなかったね。布月はすごく忙しいんだよ」
「そうなんだよ。やりたいのは山々なんだけどね~…」
その後三人は話しながら寮に帰った。寮の玄関で布月と別れた。
「椿。帰ったらどうする?」
「IFのレベルアップに勤しむ」
「私は…店に居よう」
…完全に本職が狙撃手から料理人になっている…
二人は部屋に帰ると、ベットに横たわり、
「「開始」」
カミーリアは宿屋で目を覚ました。
「ふう。窓開け」
窓が開き、能力値が表示された。
残りptは10ptか…どれに振ろう?剣は軽くて手数重視だから…
DEX(器用度)に5振って、AGI(敏捷度)に…うーんやっぱりVIT(耐久力)に5振ろ。死ぬのは怖いからね
カミーリアは窓を消して、代わりにアイテム欄を開きその中から装甲と剣を選び、装備した。
「準備完了!レベル上げに行こ」
カミーリアは宿屋の外に出て、一番近い猪犀平原に行った。ここは名前からするとハイレベル魔物が出てきそうな名前だが、ぜんぜんそんなことはなくかなり弱い魔物しか出てこない。カミーリアが猪犀平原に入ると目の前に魔物が現れた。カミーリアがそれを見ると上にカーソルが現れ魔物のHPと名前が出た。それによると、
名称:Boarcero HP:10
外見は頭部が犀みたいで首より下は猪のようだ。
カミーリアは背中から剣を抜き、構えた。ボーンティスが思いっきり突っ込んできたのでカミーリアは避けて脇腹に剣を刺した。するとボーンティスは倒れて剣が刺さったところから血を流して、砕け散った。
『経験値2を獲得しました。次のレベルアップまで残り38です』
カミーリアはこの音声を聞いてうんざりした。
あとこれを19体も倒さないといけないんなんて…
その後、カミーリアは順調に10体ほどボーンティスを倒していると
『剣術スキルが上昇しました。新たにsword receiveが使用可能になりました』
カミーリアはその声を聞くと
「窓開け スキル一覧」
スキル一覧
索敵:20/1000
スキルUP:使うほどあがる
使用可能範囲:自分を中心にした半径10m
隠蔽:20/1000
スキルUP:使うほどあがる
使用可能範囲:このスキルを発動したところから200m
料理:20/1000
スキルUP:使うほどあがる
剣術:15/1000
スキルUP:剣を使って10連続で相手に当てる
使用可能剣術スキル
『sword receive』:相手の攻撃を剣で受けることで相手に数秒間の硬直時間を与える
なかなか使いやすそうなスキルだね。ONにしておこ
カミーリアはそう思うとsword receiveをつけておいた。
どうもCPUです
IF更新しました
次回は1週間後ぐらいです
所用が立て込んでしまいまして…がんばって更新します
次回ソードレシーブ初使用かな(まだ未定…)
装甲とも多少つながる予定…




