哀れな転移者
転移者ほど哀れなものはいない。なんせ、転移魔術は場所を指定するのが難しい。その代わり、どこからでも転移できる。転移魔法ならば、指定できるが、行ったことがある場所しかできない。
そもそも、魔術はスキルの恩恵を受けないので、魔法陣の構築が大変である。なので、特定のバスを転移させるのは大変である。竜星たちが世界各地に散ったのも、魔術の不具合によるものである。
本当は一つの場所に集めようとした仕掛人のせいで、何人かの死人も出た。今回はそれを紹介しようと思う。
瀧際優奈
新大陸のタクサバラン砂漠に転移した人物。タクサバラン砂漠には、サンドリザードやタクサバランアースワームが生息している。世界最大の砂漠を誇っており、転移特別スキルであっても突破困難であった。その中に放り込まれたら、それはパニックになるでしょ。ちなみに、スキルは主に水魔法を主力にしていて、まさに砂漠突破型だが、それでもってもサンドリザードの前には無力だった。
「ああ、こういう世界に来たら、一度は戦ってみたかったな。学校は休みがちだったけど、みんな覚えてくれるかな。」
こうして思想が少し強い少女は死んだ。少女の願いが届いたかは竜星たちしか知らない。
このように、この世界の僻地に飛ばされた4人の少年少女は帰らぬ人となった。この影響はどのように響くのだろうか。
なんかヤバい陰謀があるような・・・。短いけど、その分重要。まあ、飛ばしたくなるのは分かるよ?




