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届かない、風の便り 女の子ver.

Spoonユーザーの方は、こちらの台本をご自由にキャストやライブでご使用頂けます。報告も基本不要です。(個人的にCASTのシェアをいただいた方には、聞いた感想のコメントを残させていただきます。)


≪ライブ使用の場合≫

以下の紹介

作者名:夏凪ひまり ※必須


(余裕があれば↓)

作者プロフィール

関西在住、20代(女性)

日曜日の22時からたまひまらじお!というダブルDJの企画枠をしている。笑い足りてるぅ?


≪CAST使用の場合≫


※必須

タイトル欄

この作品のタイトル

ハッシュタグ欄

#夏凪ひまり


(できる人のみ↓)

サムネイル

タイトル、作者名を表記。

サムネイル作成希望者はTwitterのDMまでご連絡ください。


国立の文系大学に進んだ私は、勉強とサークル活動に追われていた。

レポート、課題、練習、合奏。

目まぐるしい毎日を過ごしてる中、サックスを演奏している間だけは、心安らぐことが出来た。


目を閉じると思い浮かぶのは高校の教室のベランダ。私は風に吹かれて、脳内に思い描いたメロディを奏でる。


校庭には風を切り走る陸上部員。

その中にいる一人の男の子。少し癖のあるさらさらの黒髪、日焼けしない白い肌。

……優。


メトロノームが止まると、私は後ろから部長に話しかけられた。

二つ上の先輩で、優しく大人で私を大切にしてくれる、私の彼氏だ。


どうしてもと、押し切られる形で付き合ってみたが、恋かと聞かれれば正直まだピンときていない。

合奏の時間との事で、私は慌てて周りの物をまとめる。私の持ち上げた楽器ケースには、少し古い白いくまのキーホルダー。未だ捨てきれていない優への想いがしゃらんと揺れていた。

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