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離れ離れの想い 男の子 ver.

Spoonユーザーの方は、こちらの台本をご自由にキャストやライブでご使用頂けます。報告も基本不要です。(個人的にCASTのシェアをいただいた方には、聞いた感想のコメントを残させていただきます。)


≪ライブ使用の場合≫

以下の紹介

作者名:おうみたま ※必須


(余裕があれば↓)

作者プロフィール

関西在住、30代(男性)

日曜日の22時からたまひまらじお!というダブルDJの企画枠をしている。笑い足りてるぅ?


≪CAST使用の場合≫


※必須

タイトル欄

この作品のタイトル

ハッシュタグ欄

#おうみたま #たまひまらじお


(できる人のみ↓)

サムネイル

タイトル、作者名を表記。

サムネイル作成希望者はTwitterのDMまでご連絡ください。


中学に入って俺は陸上部に入った。

勉強が得意じゃない俺にできるのは、運動だけだったから。


でも、理由はそれだけじゃない。

よつは。

小学校のとき、チョコをもらった俺は一度よつはを突き放してしまった。

それからなんだかぎくしゃくして、最近はほとんど話すこともない。


整列の号令がかかり、物思いにふけっていた俺ははっと現実に引きもどされる。

大きな返事をして、先生のところに走っていく。


そのとき、かすかにアルトサックスの音色が聞こえた。

音楽室からだ。


ふと旋律が途切れた。俺は何気なく音楽室の窓に目をやる。

窓にいるのは。

「よつは?」

一瞬だけ見えたその姿を間違うはずはない。

よつはは、俺と目が合うとさっと身を隠してしまった。


部活のあと、教室で俺はカバンにつけた真っ白なくまのキーホルダーを見つめていた。

どの店にでも売っている、ありふれたキーホルダー。

友達にはどの女からのプレゼントだとはやし立てられることも多いけれど、俺にとっては大事な大事な宝物なのだ。

あの日、よつはとおそろいで買っておいたものだから。


「一緒に、帰ろっか。」


俺は小さくキーホルダーに話しかけ、家路についた。


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