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Incomplet  作者: さゆみ
18/29

流れ星



君の声は無数の星のかけらになり

流れて

僕がアイスコーヒーを一口飲む間に

消えてしまった

ストレート

どこまでも

気持ちいい


たとえば心の中で

白い空を見上げている

ぽおおんと

僕は僕を投げた

忘れてしまうのではなく

なかったことでもなく

ぽおおんと

ただ


絡み合うものたちの世界はスピード不足で

狭い場所に滞り過ぎなのかもしれない

それが安定です

争いは決してなくならないし

嫉妬羨望誹謗中傷

それを悪と決めつける術もなし


たとえば頭の中で

深い空を見上げている

アイスコーヒーを全て飲み干しても

明日も明後日も一年後も十年後も

僕が死んだって

いつの日かの無数の星のかけらは

輝き続けるんだ





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